オイルフィニッシュの方法
今日は朝から歯医者。
煙草を休んでから、6ヶ月毎に歯科検診を受けている。
今回は虫歯は無く、歯石を取ってもらってスッキリ。
芸能人は歯が命。
レッド吉田とゴルゴ松本は、あ、命。
木工は仕上げが命。
仕上げは、人によって様々だが、僕は、ワトコオイルでオイルフィニッシュと決めている。
オイルフィニッシュは、オイルサンディングとか、油研ぎとも言う。
では、僕のやり方を解説。
1 400番くらいのサンドペーパーで丁寧にヤスリがけ
2 固く絞ったふきんで粉を拭き取る。(ザラザラになっても大丈夫)
3 ワトコオイルをたっぷり塗って、30分ほど放置プレイ
4 ワトコオイルを薄く塗って、600番の耐水ペーパーで研磨。オイルで濡れている状態で、スポンジを耐水ペーパーで挟んでゴシゴシ。また、30分ほど放置プレイ。
5 ウエスで余分なオイルを拭き取る。
6 ワトコオイルを薄く塗って、1000番の耐水ペーパーで研磨。またまた、30分ほど放置プレイ。
7 ウエスで余分なオイルを拭き取る。
8 30分間隔で噴き出してくるオイルを拭き取る。
実は8の工程が一番大変。
オイルフィニッシュとは、削った細い粉をザラついた導管に刷り込むこと。
残念ながら、一度は、吸い込んだオイルを導管が噴き出すのである。
これを放置プレイしてしまうと、オイルが固まり、見栄えも手触りも残念な事になってしまうので、頑張るしかない。
もう、思い出す度に、拭いて吹いて噴いて葺いて、拭きまくる。
夜討ち朝駆けで拭きまくる。
そんな苦労の甲斐もあって、ツルツルテカテカのセクシーな引き出し面が出来上がるのである。
引き出しの完成版は近日公開。