ハタチノカラダ

サラリーマンになって10年が経った頃、ストレスと睡眠不足で身体は痩せ細り、毛根が死滅して頭髪は前線から撤退し、持病の腰痛は爆発し、右手は腱鞘炎で箸も持てない惨状・・・。自分の身体はどうなってしまうのか?過去の運動自慢は虚しく響くだけ。このままではアカンと危機感を持ち、今ここにいる自分を鍛えようとジョギングを始めたのが2013年夏。2016年は京都マラソンでサブ4を達成し、珠洲トライアスロン(Bタイプ)を完走しました!そんなアラ4のオッサンが20歳の身体を目指して、面白おかしく頑張るブログです。

東京駅開業100周年記念Suicaは忘れた頃にやって来る?

師走年の瀬、面白ニュースを見かけた。
JR東日本が東京駅開業100周年記念Suicaを1万5千枚限定で発売しようとしたところ、購入希望者が殺到し、販売を途中で打ち切ったとのこと。
自分が並んでいた当事者なら「面白ニュース」だなんて言ってられないが、なんともお粗末なニュースである。
と同時に、忙しい師走によくもまぁこんなに並んで、平和な国だなぁと感じた。

僕は偽者の鉄道ファンなので、今回の記念Suicaが出るなんて知らなかったけれど、限定だなんて言われるとだんだん欲しくなってきた。
で、JR東日本の対応は、1月30日から購入希望者全員に販売するとの神対応にフルモデルチェンジ。
早速、『JR東日本のHP』で申し込んだ。

販売価格は2000円也。
チャージが1500円で、デポジットが500円。
つまり、購入者は損をしないのである。
仮に、購入者全員が、チャージされた1500円を使いきった後、Suicaを返却してデポジットの500円を返してもらえば、JR東日本ICカード製作費がマルマル赤字になる。
一方で、本物の鉄男や鉄子は「未使用」でコレクションするために、もう1枚注文するだろう。
この場合、2000円から製作費を差し引いた分がJR東日本の利益になる。(製作費が2000円以上なら最初から赤字だけれど・・・)
通常、プリペイドカードやICカードの未使用分は約3年後に売上として計上される。
会計的には、前受金で計上していたものを売り上げに振り返る。
この利益を「退蔵益」と言う。
この辺の、損益分岐の判断をJR東日本がどのように読んで、1万5千枚の経営判断をしたのか、とても興味深い。

いつの日か、東京駅だけでなく旧京都駅などの「ご当地ICカード」を作ってくれると嬉しい。
しかし、このご時勢、油断していると財布がポイントカードでパンパンになってしまうが、いつしか交通系ICカードでパンパンになるかもしれない。
日本男児たる者、札でなくポイントカード如きで財布を膨らませるのはみっともないので、最近はどんなに可愛い店員さんに勧められても、新しいポイントカードを作るのを強靭な胆力で耐えている。
交通系ICカードは、既にICOCAPITAPAを持っていて、同じパスケースに入れられないので困っているくらいなので、できれば3枚目や4枚目は持ちたくない。
「素敵なデザイン」、「自動チャージでクレジット引き落とし」、「定期機能」の3拍子を兼ね備えた、ご当地ICカードの開発を求む。

何はともあれ、いつになるか分からないが、届くのが楽しみである。
申し込みは、2月9日(火)まで。

東京駅開業100周年記念Suica
画像はJR東日本HPより