3級ホルダーの京都案内(妙心寺三門 京の冬の旅)
冬は観光閑散期。
その対策として打たれているキャンペーンが『京の冬の旅』。
普段は非公開の寺社仏閣が特別公開されている。
今年のキャンペーンで特に目を引いたのが、『妙心寺三門』である。
妙心寺はJR嵯峨野山陰線の花園駅で降りて徒歩5分と、非常に行きやすい。
妙心寺は花園天皇の離宮を禅寺にしたもので、臨済宗妙心寺派の総本山である。
三門横の受付で600円也を払う。高い。
急峻な階段で頭を数回ぶつけているうちに到着。
暗室のように遮光カーテンがひかれた内部へ。
想像以上の素晴らしさ!
思っていたより内部は狭かったのだが、羅漢を始め、天井、梁、柱に至るまでの装飾が素晴らしかった。
普段は非公開で日焼けしていないせいか、色鮮やかだ。
特にホームページでは目につかない、梁や柱の装飾は、龍や楽器など華やかで仏教的なもの。
一方で16人の羅漢さんは顔立ちがインド人。
こんなにインド顔の仏様をみたのは初めてかな。あんまり有難くはないが、こっちが本家。
なお、内部ではお寺のガイドさんが、簡単な説明を10分ほどしてくれる。
見に行った甲斐があったけれど、残念なのは「撮影禁止」だったこと。
久しぶりにD90に超広角トキナー116を付けて出張ったのだけど、ルールはルールなのでやむなし。
撮れなかったのが無念なくらい素晴らしい空気感だった。
出掛けたら、ご当地スイーツを買いたいのだが、この辺りは知らないので手ぶらで帰宅。
花園、円町界隈のスイーツを探しておこう。
次回の妙心寺は、雪か桜の退蔵院に行きたい。