ハタチノカラダ

サラリーマンになって10年が経った頃、ストレスと睡眠不足で身体は痩せ細り、毛根が死滅して頭髪は前線から撤退し、持病の腰痛は爆発し、右手は腱鞘炎で箸も持てない惨状・・・。自分の身体はどうなってしまうのか?過去の運動自慢は虚しく響くだけ。このままではアカンと危機感を持ち、今ここにいる自分を鍛えようとジョギングを始めたのが2013年夏。2016年は京都マラソンでサブ4を達成し、珠洲トライアスロン(Bタイプ)を完走しました!そんなアラ4のオッサンが20歳の身体を目指して、面白おかしく頑張るブログです。

木工日記(鍋敷き その1)

3箇月ぶりに材木屋さんで無垢材を注文した。
とは言え、右手の腱鞘炎が完治したわけではないので、キッチン小物の製作に取り掛かる。

先日、家人の欲しがっていたハリオのドリップポットを購入した。
銅製でお高い買い物だったが、これまで珈琲やお茶を淹れるのに片手なべから直だったので、鶴口の素敵なものが欲しかった。
色合いも良く、大きさも内容量600ccと手頃だ。
これで淹れた珈琲は、きっと二日酔いにも良く効くだろう。

しかし、こんなに素敵なポットに似合う鍋敷きが無い。
それならば自作しようとグーグル先生で物色。
素敵なデザインかつDIY初心者にも作れそうな簡単なものを。

そして、超素敵なデザインを発見した。
どうせ送料がかかるならと、かなりの個数が製作できるだけの材木を注文した。
ランニング予防のオーバーワークにDIYに熱中しようかという期待も込めて。
注文前には、エクセルで製図して、工程表を作成。
これをやっている時間が相当楽しい。
いかんせん、初心者なので工程表を見直す度に、不都合や無駄な工程に気付く。
何度も見直して、イメージトレーニングして、「よっしゃ完璧すぎる!」と太鼓判を押しても、いざやってみると想定外の事態に躓くことが多い。
製図の際には、コンパスで正六角形を描いたり、三平方の定理で三角形の辺の長さを求めたり。中学数学をソコソコ真面目にやっておいてよかった。答えが間違ってるかもしれないけれど・・・。

<作業工程>
1 斜め切断の墨線を引く。(110mmから60°⇒92.7mm、黒白2本ずつ)
2 穴あけ箇所の目打ちと直径6mmの書込み。
3 穴あけ(ダボ穴:深さ10mm)
4 斜め切断
5 長さを110mmに切る。
6 サンドペーパー(荒いものから順に仕上げまで)
7 ビス止め(木工ボンドも接着面に少量)+ダボ埋め+ダボ切り【1箇所ずつ】
8 屋号の刻印
9 ワトコオイル塗装

鍋敷き設計図

製作に先立ち、鋸(ゼットソー)の替刃とドリルの歯を新調した。新品の切れ味も楽しみの一つ。
筋トレして木材が届くのを待つ。あと数日の我慢。