ハタチノカラダ

サラリーマンになって10年が経った頃、ストレスと睡眠不足で身体は痩せ細り、毛根が死滅して頭髪は前線から撤退し、持病の腰痛は爆発し、右手は腱鞘炎で箸も持てない惨状・・・。自分の身体はどうなってしまうのか?過去の運動自慢は虚しく響くだけ。このままではアカンと危機感を持ち、今ここにいる自分を鍛えようとジョギングを始めたのが2013年夏。2016年は京都マラソンでサブ4を達成し、珠洲トライアスロン(Bタイプ)を完走しました!そんなアラ4のオッサンが20歳の身体を目指して、面白おかしく頑張るブログです。

2015年度もワークライフバランスを大切に

この時期になると恐れていることがある。
それは、人事異動でトンデモ職場に連行されないかということ。
僕は、一昔前に予算経理畑にいたことがあって、シーズンインすると、帰宅は2時3時は当たり前。
睡眠時間は2時間程度で、また出勤。
朝から晩まで喧々諤々やって、敵が帰宅してから査定資料を作っていた。

そんな奴隷のような生活が待っている部署に再び連行されないかと心底案じて、この季節を迎える。
比較的、人道的な職場であったとしても、僕の勤め先の人事異動は、まさに「転職」となることが多い。
これまで、全く縁もゆかりも無い仕事をイチから覚えなければならない。
しかも、役付きで行くと、多少は高度な判断を求められることもあり、プレッシャーと心労で毛根が死滅していく断末魔の叫びが聞こえる。

今年の心配も嬉しいかな「取り越し苦労」に終わり、今の仕事を来年も続けられることになった。通算6年目を迎える。
季節によっては残業も多々あるけれど、土日祝はキッチリと休暇なのが嬉しい。
でも、同僚の数名は新しい職場に旅立ち、また新しいメンバーを迎える。
古株になればナルホド、すずめの涙ほどの昇給とともに、責任は重くなるけれど、トンデモ職場より遥かに天国と自分に言い聞かせて、来期も踏ん張る。
先延ばしにしても、退職するまでは恐ろしい「ジョブチェンジ」の足音を聞きながら「春」を迎えなければならないと思うと、憂鬱だ。サラリーマンの悲しきサダメ。

心穏やかに呑みたい夜は、同僚から勧められたバッハを聴こう。
2015年度も沢山笑って、ブログを更新できる喜びに、しみじみと乾杯。