木工自慢10(一輪挿し)
京都府八幡市にあるホームセンター『ムサシの2階』に行くと、様々な樹種や形の無垢材が売っている。
中でも、僕はタモ材が好きだ。
ワトコオイルで塗装すると綺麗な木目が浮かび上がり、下手な木工も「ちょっと離れて見ると」中々の作品に見える。
難があってもロケーションと服装で可愛く見える、いわゆる「ゲレンデ効果」である。
傷や凹みが無く綺麗なものがあった日は、ポーカーフェイスを装いながら心の中では小躍りしている。
そんなタモ材の角をやすりで削り、太めのドリルで穴をあけて試験管を突っ込んでできるのが、この一輪挿し。
木製なので、花を挿すと非常にマッチする。
太めのドリル歯は大きな音が出るので、ご近所迷惑なのが申し訳ない。
先日に紹介した花壇で育てた花木を挿して、お客様をお迎えしたい、そう考えて製作した一品。
今年こそは、そんな機会が増えるように花を育てよう。花を飾ろう。
製作費:約500円 製作時間:延べ約2時間