ハタチノカラダ

サラリーマンになって10年が経った頃、ストレスと睡眠不足で身体は痩せ細り、毛根が死滅して頭髪は前線から撤退し、持病の腰痛は爆発し、右手は腱鞘炎で箸も持てない惨状・・・。自分の身体はどうなってしまうのか?過去の運動自慢は虚しく響くだけ。このままではアカンと危機感を持ち、今ここにいる自分を鍛えようとジョギングを始めたのが2013年夏。2016年は京都マラソンでサブ4を達成し、珠洲トライアスロン(Bタイプ)を完走しました!そんなアラ4のオッサンが20歳の身体を目指して、面白おかしく頑張るブログです。

フラットスイムの道は険しい

今年の春に中書島の伏見港プールが復旧したので、僕もスイムトレーニングを始めたのだが、25m泳ぐだけで息が上がって辛い。
なんとか、1回のスイムトレで1000mを泳ぐようにしているが、後半の500mは肩が上がらない。

スイミングスクールに通いだしたのが4歳くらい。
練習が辛くて、スイミングに間に合う時間に帰宅せず、サボり続けてスイミングをやめたのは、選手コースに上がった11歳くらい。
7年もやっていたのだから、泳ぐことはできるのだが、30年も経つ中でおそらくフォームはガタガタだろう。

そう思って読み始めたのが、「最先端泳法フラットスイムでクロールがきれいに早く泳げる!」という本。
1600円と強気の値段設定だが、DVDが付いているので、わかりやすい。
この本を読んで、一番の衝撃は、自分が習ったクロールが、片っ端から否定されていること。
例えば、手はS字にこぐことや、手の入水は頭の延長線上や、息は水中で吐ききって息継ぎで吸うこと、なんかが最新の泳法では無いのである。
残念なことだけれど、この歳からトライアスリートを目指す近道は科学の力を信じることだと思って、この「フラットスイム」の習得を目指す。

今日も二日酔いの身体に鞭打って1000mを泳いできた。
しかし、息継ぎの方法を変えるのは容易ではない。
ついつい、水中で吐いてしまうし、水中で止めた時は、息継ぎのときに鼻から水が入りまくって痛い。
25mごとにヒーヒーハーハー、ゲホゲホやることになる。カッコ悪いが仕方ない。

ただ、収穫もあった。
ストレッチングタイムを意識したおかげで左手の「漕ぎ」が明らかに力強くなった気がする。

免許皆伝目指して、まだまだ、頑張ってみる。誰かに録画して欲しい。