暑熱馴化できていない10km走

ゴールデンウィーク締めくくりのトレーニングは10kmペース走。
サブ４のレースペース5'30"/kmで走りたい気持ちを抑えて、故障明けなので5'45"/kmでホームグラウンドの周回コースをしっとりとランニング。

いつの間にやら桜は散り、青葉が森を包み込んでいる。
この季節の厄介者は木々から降臨してくる「青虫たち」である。
先日も、垂れ下がった青虫を身体にくっつけて帰り、居間でくつろいでいる時に「ヒヤッ」と大きな声が出た。
疲れてきてもフットワーク軽く青虫を避けながら走らなければならない。

それにしても暑くなった。
走り出して間もなく、額から、背中から、腕から、腰から、汗が噴出してくる。
まだまだ、身体が暑さに慣れていない。
どうやら、この業界では、あえて暑い中を走って身体を暑さに慣れさせると言うドMな修行もあるらしい。
その名も「暑熱馴化」。

暑いながらも、時折、春の風が吹き、山の匂いが気持ちのいい季節になった。
でも、そんなロケーションとは裏腹に、頭の中は明日からの仕事の段取りで一杯だったりする。
それを追い払うために、走りながらスイミングの新しい息継ぎを実践してみたりするのだけれど、呼吸が狂って死ぬかと思った。
ジョギングではないランニングのペースで久々に走ってみると、やっぱりランニングは楽しい。
走った後の充実感も大きい。

そこそこ走り、ちょこっと泳ぎ、よく呑んだ、2015年のゴールデンウィークが終わった。
今年のNo.1鯉のぼりは、丹波橋の工事現場で見つけた「こいつ等」だ。鯉だけに。