ハタチノカラダ

サラリーマンになって10年が経った頃、ストレスと睡眠不足で身体は痩せ細り、毛根が死滅して頭髪は前線から撤退し、持病の腰痛は爆発し、右手は腱鞘炎で箸も持てない惨状・・・。自分の身体はどうなってしまうのか?過去の運動自慢は虚しく響くだけ。このままではアカンと危機感を持ち、今ここにいる自分を鍛えようとジョギングを始めたのが2013年夏。2016年は京都マラソンでサブ4を達成し、珠洲トライアスロン(Bタイプ)を完走しました!そんなアラ4のオッサンが20歳の身体を目指して、面白おかしく頑張るブログです。

ロードバイクの保管場所

いざ、ロードバイクを買う段になって、頭を悩ませているのが「保管場所」である。

最近、あちこちの自転車屋さんに行って、話題になるのがこの保管場所の問題。
どこの店員さんも、絶対に室内保管を勧められる。
理由は簡単。
1 盗難のリスクがなくなること。
2 雨風による損傷を防ぐことができること。

最大の理由は、ロードバイクは高価なので、ドロボーの標的にされやすい。
もし盗難されたら、ママチャリと違って、そうそう買い直せないし、立ち直れない。
想像しただけで、胃酸が逆流してきた。

自宅には車は無いけれど「カーポート」があるので、雨露は凌げるのだが、カバーをかけたとしても風、埃、高温、湿度による被害は避けられない。
屋外では、部品が錆びたり、温度変化でゴムや樹脂のパーツは割れたり弾力が劣化したりする。
ギア、ペダル、レバー、ワイヤー、チェーンなどの可動部に砂埃がつき、摩擦や負荷で壊れる。
そんなロードバイクで時速30km以上で車道を走れば、死亡事故も起こりうる。

そう考えると、何としてでも室内保管をしたいのだが、これには「家族の理解」という超巨大な壁がそびえ立っている。
「ロードバイクは室内保管するものだ」ということを義務教育で教えるよう文科省に要望しなければならない。
日本中の自転車オヤジが肩身の狭い思いをしている。

カーポートの下にロードバイク専用の「物置」を設置することも考えたが、少なくとも5万円以上の費用がかかること、温度変化のリスクが大きいこと、盗難のリスクがソコソコあることから却下。
これから増えていく用品や工具を収納できるメリットはあるけれど、物置の鍵なんて簡単に壊せるだろうし、盗難のリスクは少しでも減らしたい。

狭い我が家で、何とか考えられる室内保管の方法は次の4パターン。
1 和室の壁にバイクハンガーで吊り下げる。(横向き)
2 玄関に縦置きバイクスタンドを設置。
3 玄関正面の壁にバイクハンガーで吊り下げる。(横向き)
4 玄関側面の壁に専用ラックで吊り下げる。(縦向き)

ロードバイクは軽くて「バイクハンガー」などで簡単に壁に吊り下げることが出来る。
しかし、この方法でも狭い我が家の場合、設置できる場所は限られる。

第1候補は、リビング奥の和室の壁にバイクハンガーで吊り下げる方法。
和室は普段使わないので、僕はここに設置したいのだけれど、家族の抵抗は大きい。
タイヤやホイールを綺麗にすると言っても、「居室空間に自転車がある」ということに理解を得られていない。
文科省の怠慢が招いた悲劇である。

第2候補は、玄関に縦置きスタンドを設置する方法。
ただでさえ、靴が溢れている玄関に結構なスペースをとるロードバイクを置くと、ぶつかるだろうし、僕でさえ「邪魔やなぁ」ってなると思う。
想像しただけで、家族の舌打ちが聞こえ、またまた胃酸が逆流してきたので却下。

第3候補は、玄関正面の壁にバイクハンガーで横向き(正常な向き)に吊り下げる方法。
玄関には、大きな下駄箱を作り付けで置いているので、ほとんどスペースが無い。
設置できるのは玄関正面の壁。
週に1回乗るロードバイクを、そんな超目立つ場所に設置するのはちょっと気が引ける。
しかも、現状、飾ってある家族の写真も移動させなければならない。
それを強行できるだけの、ロックでハードボイルドな魂は、逆流した胃酸で溶けてしまった。

第4候補は、玄関側面の壁にバイクハンガーで縦向き(立てて)吊り下げる方法。
下駄箱と玄関ドアの隙間のスペースを何とか活用できないか。
しかし、狭い玄関。体がぶつかって邪魔だったりロードバイクが傷んだりするのは第2候補と同じ状態。

もう暫く、熟慮と説得が必要だ。