ロードバイク用ヘルメットの選び方

どんなロードバイクを買おうか悩み、選ぶ時間は至福の時間だけれど、ロードバイクを決めてからも、買わなければならない必需品がいくつかある。
その中で一番大事なのがヘルメット。

早速、Amazonや楽天で調べてみる。
OGKカブトやGIROといった有名どころ、ツールドフランスで目をつけていたカットライク、セレーブなど値段もピンキリ。
自転車屋さんからは、ロードバイクを買う時に、ヘルメットは安物といい物では空気抵抗が全然違うので、首への負担を考えるとロングライドのために「ソコソコのもの」を買った方がいいとのアドバイスを受けていた。

最初は、OGKカブトからアンカーモデルが出るので、値段次第でそれにしようと思っていたけれど、値段も発売日もよくわからない。
そこで、散々悩んで楽しんだ挙句、見た目が最高に格好いいとのセレーブのマトリックスにしようと決めた。

でも、ここでいきなりポチらないのが年功。
スキーブーツ然り。オートバイのヘルメット然り。
見た目より、断然、装着感が大切なことを知っている。

そこで、大阪まで「ヘルメットかぶりまくりの旅」に出た。
大阪には、シルベストサイクル、ウエムラサイクルパーツ、ワイズロードといった展示品の多い店舗がある。
そちらにお邪魔して、目当てのマトリックスをかぶる。
僕は頭がデカイので、当然Lサイズをチョイス。
すると、頭のてっぺんは余っているのに、横幅が結構キツい。
違和感たっぷりでかぶることになる上、ヘルメットが大き過ぎて、鏡に映った自分はかなり不恰好。
店員さんによると、ヨーロッパ人は頭が縦長なので、日本人には合いにくいらしい。
仕方がないので、マトリックスに後ろ髪を引かれつつ他のメーカーのヘルメットをかぶる。

そして、OGKカブトの出番。
OGKカブト「ステアー」のサイズ展開はS/MとM/Lの2段階なので、当然M/Lだと思っていたら、店員さんが出してきたのはS/Mサイズ。
いやいや、キツいだろうとかぶってみて衝撃を受けた。
頭の四方八方がガッチリとホールドされていて、正にジャストフィットしている。
店員さんいわく、アジアンフィットと言って、お椀型のアジア人の頭に合わせて作られているらしい。
さすがは日本のメーカー。

色もロードバイクとマッチして、かぶった見た目もデカイ頭が目立つことなく、いい買い物になった。

やっぱり、身に付けるものは、見た目だけでなく「フィッティング」が大切だと痛感した。
でも、マトリックスは格好いい・・・