旅は道連れ「六丁峠」攻略
二日酔いながらも、サイクリングロードで友人達と集合。
しかも『前日の朝練』で両脚とお尻はパンパンの筋肉痛状態。
有酸素運動のLSD的なサイクリングで嵐山に到着。
桂川サイクリングロードは愛宕山がどんどん「大きく」なってくるので好きだ。
嵐山ではビンディングを履き比べたり、新車3台や用品、ウェアの談議の花盛り。
「なんかこの辺に有名な峠なかったっけ?」
まじで行くの?と思いながら、清滝道から保津峡に抜ける途中の「六丁峠」の存在を友人に教える。
「六丁峠」は、年に1回、愛宕山を登山する時に水尾まで車で行くときに通る。
距離は短いながらも激しく上るイメージ。
せっかくなので嵐山からはGPSデータをとってみた。
緑のスタート地点から北西に伸びる道の先が六丁峠。
六丁峠の入り口までは石畳の雰囲気のある道を行く。
沿道には「化野念仏寺」や旅館、お土産物屋があって朝イチはかなりいい感じ。
薄暗い峠に入る。
・3人中、3人が下車したら終了。
・無理して上らず、諦めた人は下の鳥居前で待つ。
という、2つのルールを決めているうちに傾斜がきつくなる。
肩も揺れるし、フォームもへったくれもない。
一番軽いギアで立ちこぎ。
ダンシングだなんて格好いいものではない。
叫び呻きながら必死にロードバイクにしがみつく。
ロードバイクなのに時速8km。
筋肉は限界。心臓は口から飛び出そう。
それでも力を振り絞って、なんとか頂上に到着。
調べてみたら、平均傾斜が14%、最大傾斜が20%だとか。本当かな?
頂上でゼーゼー休んで、一気に坂を下って清滝道に戻る。
あんなに苦しんで上った坂も下りは一瞬。
脚もスタミナも使い果たしたので、物集女街道の松尾神社前のデイリーストアで「ご褒美パン」を食べる。
傷んだ筋肉にグリコーゲンを補給。
パンはやっぱりデイリーが美味しい。
「気の置けない」友人達とのロードバイク。
最高に楽しい日曜日の朝の走行距離、38km。