ネジにはグリスを塗りましょう。
ロードバイクのビンディングシューズには「クリート」というガチャンとはめる金具が取り付けてあるのだが、これを取り付けるネジを失くしてしまった。
ロードバイクを買って数回目のサイクリング、朝から右足がグラグラ動く上に、捻ってもビンディングが外れにくいので、何だろうと思っていた。
昼前に帰宅した時には、右足のビンディングが外れない。
ロードバイクの上でロカビリーのツイストを踊っているかのように、必死の形相で右足をクネクネ。
最後は右足を90度以上回して、ビンディングを無理やり外して下車。
どうしたのかと思ってペダルを見ても異常はなさそう。
で、シューズの裏を見て原因判明。
金具を止めるネジの2個のうち1個がなくなっていた。
さらに金具が緩んで「真横」を向いていた。
原因がわかったのでAmazonで調べてみると、95円の純正ネジを買うには710円の送料が必要。
1200円も出せば新品のクリートが買えてしまうので流石にもったいない。
純正ネジは諦めて、代用ネジを調べるとM5×11mmでいけるとのことなので調べてみると・・・「なんでやねん!」と声に出して突っ込んでしまうレベル。
商品は42%OFF。送料は商品価格の1万%!
ネットでの購入は諦めて、自転車屋さんに連絡。
中古を頂けることになり、無事に解決。
一安心しながら、ヘルメットをぶら下げているフックに六角レンチもぶら下げて、乗車の度に増す締めするようにした。
さらに、自転車屋さんから「ネジを締めるときはグリスを塗ってくださいよ」と教えてもらった。
オスとメスの摩擦でちゃんとしたトルクがかからないんだって。
たかが1本、されど1本、大事にしないと大変な目に合う「かまってちゃん」のネジである。