ハタチノカラダ

サラリーマンになって10年が経った頃、ストレスと睡眠不足で身体は痩せ細り、毛根が死滅して頭髪は前線から撤退し、持病の腰痛は爆発し、右手は腱鞘炎で箸も持てない惨状・・・。自分の身体はどうなってしまうのか?過去の運動自慢は虚しく響くだけ。このままではアカンと危機感を持ち、今ここにいる自分を鍛えようとジョギングを始めたのが2013年夏。2016年は京都マラソンでサブ4を達成し、珠洲トライアスロン(Bタイプ)を完走しました!そんなアラ4のオッサンが20歳の身体を目指して、面白おかしく頑張るブログです。

アンカーマン

アンカーというロードバイクを買ったきっかけで、若い頃に好きだった「エコーズ」というロックバンドの「アンカーマン」という曲を思い出した。
そんな折、屋根裏から当時のCDが何枚か出てきたのでiphoneに取り込んだ。

エコーズのCD

エコーズは、今では作家になった辻仁成が結成したバンド。
JOYSOUNDカラオケボックスではエコーズの曲が多くてマニアが少なからずいるのかもしれない。
辻仁成は、独特の世界観で小説が芥川賞に選ばれるだけあって、歌詞も若かりし僕にはめちゃくちゃ共感できるものだった。
はまって聴いていたのは高校生、大学生の頃だったかな。
精一杯の背伸びをして社会に文句ばっかり言っていた。
それは今も変わらないか・・

  日本の未来は思うツボ 僕らの明日はタコツボ
  僕はこのレースのアンカーマン 期待がかかる
  疲れきった親父達が築いた世代を渡された
  希望の上をいく現実 ひるむわけにはいかない

  時代がいつかきっと 追いついてくれるだろう
  僕は僕の走り方で 完走してみたい
  バトンをつかんで駆け抜ける 時代の真ん中を

  決められたゴールはいらない 僕はまだ疲れちゃいない
  決められたコースを飛び出した この街のアンカーマン
  決められたゴールはいらない 僕はずっと走ってたい
  決められたルールに背を向け この街のアンカーマン

上り坂でヒーヒー喘いでいる時も、僕は身体の中で「アンカーマン」を歌っている。