うどんの国で4食制覇
友人が旅行に行く度に羨ましがっていたら、連れて行ってくれた。
しかも、これまでに友人が何回も行った上でのおススメばかりなので、ハズレが無いのが嬉しい。
1食目、「宮川製麺所」
朝8時過ぎだというのに、駐車場はほぼ満車状態。
それでも並ばずに入店できた。
古びた店内で、自分で麺を温めたり、出汁をかけたり、トッピングを乗せたりするのは、製麺所ならでは。
キョロキョロしていると、お店のおばちゃんが「トッピングを入れる前に出汁だけで飲んでみて」と言われて飲んだ出汁は「いりこ(煮干し)」が効いて朝の胃袋には最高に上手かった。
さらに、飲んでいる間におばちゃんが生姜をすってくれていて、それを入れると一段と上手くなった。
コシのある麺、卵と竹輪の天麩羅をあっという間に平らげる。
2食目、「山越うどん」
友人から「半分観光地」と揶揄した表現で紹介されただけあって、店に入るまでに約5分の行列を並ぶ人気店。
ここでは、庭で食べる開放感が新鮮。
食べたのは「かまたまやま」。釜揚げ、たまご、やまかけ、の略。
これに特製醤油をかけて味を調整。
お土産に面と特製醤油も買って満足。
3食目、「中村」
超有名店の兄弟が経営しているお店だとか。
ちょうどお昼時だったこともあって、約10分の行列を並ぶ。
ガラス張りの店外から目を付けていた海老の天麩羅は、入った時には売り切れてしまっていたのが残念でならない。
代わりに揚げたての「ちくわ天」をかけうどんに乗せる。
4食目、「山田屋」
水曜どうでしょうにも登場するほどの超有名店。
建物も文化財に登録されるほどの趣のある雰囲気。
座敷もあって、ある意味「一番ちゃんとした」お食事処。
「かまたま」にしようかと思ったけれど、鶏肉入りの「卵とじうどん」を選択。
鶏肉、卵、煮込まれた玉葱、コシのある麺、どれをとっても優しくて最高の味。
ここで日暮れ。
おなかも満腹。これ以上食べても「美味しくない」ので、今回の旅はここまで。
4食とも美味しかったけれど、No.1讃岐うどんは、最初に食べた宮川製麺所の素朴で「いりこ」と「こし」の効いたうどん。
うどんの国、讃岐、香川県。
次回も行きたいお店ばかりだが、『骨付鶏』も気になっている。