『11月のゑびす餅』に続く、12月の「朔日餅』は「雪餅」。
「朔日餅」と書いて「ついたちもち」と読む、毎月1日に伊勢の赤福が販売する特別なお団子である。
12月の伊勢千代紙の包装紙は、「火の用心」の千社札の模様。
寒くなって暖房を使う季節、乾燥もしているので気を付けたい。
挿絵付きの「火の用心」のお札も入っている。
雪餅は「もろこし粉」を生地に混ぜて、こし餡を包んである。
そして餅粉を雪に見立てて、上からまぶしてある綺麗なお餅。
お餅が柔らかくて、たっぷりと詰まった赤福の餡が存分に楽しめる。
師走が来て、来年が見えてくる。