ハタチノカラダ

サラリーマンになって10年が経った頃、ストレスと睡眠不足で身体は痩せ細り、毛根が死滅して頭髪は前線から撤退し、持病の腰痛は爆発し、右手は腱鞘炎で箸も持てない惨状・・・。自分の身体はどうなってしまうのか?過去の運動自慢は虚しく響くだけ。このままではアカンと危機感を持ち、今ここにいる自分を鍛えようとジョギングを始めたのが2013年夏。2016年は京都マラソンでサブ4を達成し、珠洲トライアスロン(Bタイプ)を完走しました!そんなアラ4のオッサンが20歳の身体を目指して、面白おかしく頑張るブログです。

八科峠(やじなとうげ)制覇

墨染通は京阪墨染から六地蔵に繋がる道だが、その山頂を「八科峠」という。

読み方は、「やじな」とか「やつしな」とか諸説あるらしい。
この辺りには黒田官兵衛の屋敷があったと言われており、今も趣のある旧家が残っている。

この峠は桃山丘陵の中では最も「きつい」のでロードバイクで突撃するのを躊躇っていた。
途中でこげなくなって押して歩くのは恥ずかしすぎるから。
ところが先日、ストラバの「区間エクスプローラー」で「momoyama climb」という名前がついているのを見つけてしまった。
六地蔵の王将をスタートして、ゴールは峠。
距離1km、高低差69m、平均斜度6.4%、頑張れるのか不安とワクワク感がたまらない。

そして『天ケ瀬サイクリング』の帰り道、いざ突撃。
外環の王将横から入る。
この時に、前の車とはできるだけ車間をあけるのが作戦。
このコースは、スタートしてすぐは道が狭くて車の履行で詰まったり、ゴール手前の赤信号に引っかかった時はタイムロスを諦めるしかないのがネック。

しばらくは緩やかの上り坂の区間。
片側1車線のセンターラインの表れる辺りから勾配がきつくなる。
僕の走力では、左手に「コンクリートの壁」が表れる辺りで「一番軽いギア」に入る。
そこからは、ひたすら「立ちこぎ」。
車の通行量が多いので「ふらつき」に気を付けて息を切らす。
六地蔵ゴルフ、やんちゃ村、信号を過ぎるとあと一息。
山頂のT字路がゴールだ。

T字路の手前には八科峠の石碑がある。
「右 京みち  左 六ぢぞう」

八科峠でタイムトライアル

頑張った結果、タイムは4分35秒で、34人中14位。
たった4分半で呼吸と筋線維を手っ取り早く「破壊」できるトライアル。
いつかトップ10に入る日を目指して、時々チャレンジしたい。