奈良マラソン2015参戦記
朝6時過ぎの奈良線に乗り、会場を目指す。
奈良駅には7時過ぎの到着。
7時半のバスに乗るも渋滞で会場到着は8時前。
雨風が無ければ、歩いたほうが精神衛生上よいかも。
着替えて荷物を預けトイレに並んでストレッチもそこそこに最後尾に並ぶ。
6月ごろにエントリーした時は絶好調だったからサブ4申請していたので本当はDブロックだったけれど、故障から復帰して間もないので自粛して、友人とともに最後尾スタート。
スタートゲートまでのタイムロスは12分半。
上ずる気持ちを抑えながら6'30"〜7'00"/kmのペースを守る。
予想以上気温が上がり、序盤から暑くて苦しい展開。
30kmまでは友人の伴走をするつもりだったので、右股関節に痛みが出ないように、昨日の大仏さんに祈りながらのレース。
コースは前評判通り、アップダウンが激しい。
特に天理大学の敷地を通る区間を往路も復路も通るのだが、ここがきつい。
25km地点で家族や友人のサプライズ応援を受けてびっくり。そして元気をもらう。
さらに、天理教団の威圧的な建物群に度肝を抜かれる。
教祖ともなれば知事や市長より影響力あるんだろうなぁ。
今回のレースでは、25kmのぜんざいと、31kmの三輪そうめんのエイドを楽しみに走った。
これまでのフルマラソンではサブ4を何とか目指していたので、エイドでモノを食べたことがなかった。
さらに、今回はフルマラソンで初めて「歩いた。」
無理をして京都マラソンや冬のサイクリングを棒に振りたくなかったので後半のきつい上りは全歩き。
平坦な道と下り坂はトロトロとジョギングして、ネットタイムで何とか5時間以内にゴール。
8か月前は4時間切りまで「あと数分」のところまでいっていた身体なのに、練習は正直で残酷だ。
それでも、夏の不調を思えば結果としては万々歳。
一時は奈良マラソンの棄権も覚悟していたくらいだから。
友人は「歩かず」グロスタイムで5時間切り。おめでとう。
ほっとして気の置けない友人と呑むビールの美味いことと言ったら。
マラソンは個人競技だけれど、辛さ、苦しさや感動、悔しさや嬉しさは共有できる最高の肴。
まさに「至福」