ハタチノカラダ

サラリーマンになって10年が経った頃、ストレスと睡眠不足で身体は痩せ細り、毛根が死滅して頭髪は前線から撤退し、持病の腰痛は爆発し、右手は腱鞘炎で箸も持てない惨状・・・。自分の身体はどうなってしまうのか?過去の運動自慢は虚しく響くだけ。このままではアカンと危機感を持ち、今ここにいる自分を鍛えようとジョギングを始めたのが2013年夏。2016年は京都マラソンでサブ4を達成し、珠洲トライアスロン(Bタイプ)を完走しました!そんなアラ4のオッサンが20歳の身体を目指して、面白おかしく頑張るブログです。

京都高雄マウンテンマラソン2015参戦記

累積高低差684m、「日本一ハードなハーフマラソン」に2年連続の出場。

京都市右京区の清滝から高雄までの「西山ドライブウェイ」という自動車専用有料道路を閉鎖して開催されるハーフマラソン
2014年が第1回大会で、今年が2回目。
昨年に一緒に走った友人に「今年はどうする?」と聞いたら二つ返事で「出よう」とのこと。
制限時間は3時間、昨年は「盛大に」歩いて2時間30分くらいだったので、時間的な心配はない。
朝からピクニック気分。
友人と8時に地下鉄太秦天神川駅で待ち合わせ、無料のシャトルバスでスタート会場まで移動。

受付を済ませ、寒い寒いと言いながら着替え。
普段はハーフマラソンでは貼らない「ニューハレVテープ」も装着。
GPSの高度はこんなにギザギザで尖がっているから、膝へのダメージを心配して念のために。

高雄マウンテンマラソン01

FM風の司会の方のアナウンスで「完走目的の方は後ろの方に並んでくださいよー」と言われ、昨年と同じくらい後ろに陣取ってのスタート。

高雄マウンテンマラソン02

昨年は前半から歩いていたのに、今年は折り返しまで歩かず。
さらに、折り返し直後の急登も歩かず。
でも、そのあたりで右股関節がピリピリ嫌な感じがしたので、15kmあたりから上りは全ウォーキング。
このピリピリ感は「心の弱さ」から出たものではないのか、「練習不足だからスタミナがない」ことを「心の弱さ」の言い訳にしたのではないかと自問自答しながら、歩く。

昨年はエイドが「水」と「お茶」しかなかったので、今年もリュックにポカリを持って走ったが、そこは改善されていて来年から飲み物は必要なし。
昨年は距離がおかしいと思っていたら、今年はきっちり2kmほど伸びていた。
不満があるのは、参加賞。Tシャツ、手袋など、一緒に参加した人達と、当日も後日も「苦しみ」を共有できるものが嬉しい。

前半に頑張った甲斐もあって、昨年より10分以上早いタイムでゴール。
歩いてしまったけれど、夏の故障から復帰してレースを楽しめる喜びに浸る。

高雄マウンテンマラソン03

京都駅まで戻り、アバンティ地下で恒例の「でっかいビール」で乾杯。
陶製スペシャルジョッキ1200ml、950円。ずしりと重い。
さらに大ジョッキも飲んで、缶ビールを片手に奈良線に乗って帰宅。

復帰できた安堵感に包まれて、2015年のレースが終了。