2ビートクロールで効果的にストロークをするためのポイント
クロールのスピードは「プル」で決まるらしい。
トライアスロン挑戦に向けて、2ビートクロールを練習中だけれど、スピードも上がらないし、呼吸も苦しいままで上達しないので、教本やクロールを開設したホームページで研究したのでまとめておく。
まず、「プル」とは何か?ということから解説。
クロールの上半身の動きを「ストローク」といい、「ストローク」は「エントリー」「キャッチ」「プル」「プッシュ」「フィニッシュ」「リカバリー」の6つのパートに分かれる。
それぞれのポイントは???
1 エントリー
水中へ手を入れる瞬間のこと。
この時に、グッと手を前に伸ばすことを「ストレッチングタイム」をいい、この時間が長ければ長いほど「伸び」のあるクロールになる。
肩ごと前に出すイメージ。
2 キャッチ
エントリーした手を下に動かすこと。
指を閉じた手の平で水を下に押すイメージ。
この動作で水をしっかりと捕まえて推進力を生み出す。
3 プル
指を閉じた手の平を後方へ向けて水を掻くこと。
手の動きはストレート、S字、C字など諸説あるらしいが、身体に近いところで掻くことが重要。
水中の深いところを掻くと水の抵抗が大きくなる。
肘を少し曲げて高い(体に近い)位置で、キャッチした水を胸の下に引き寄せてくるイメージ。
肘の角度は90度より少し広いくらい。
水を掴むには、動き出す水を逃がさないように、掻きはじめはゆっくりで、徐々に加速していく。
4 プッシュ
手がへその下を通るくらいから後の動作。
手の平を後方に向け、太腿の外側へ水を押し出すよなイメージ。
は手の平は上を向いている。
5 フィニッシュ
手が太腿に触れるくらいから後の動作。
肘、前腕、手の順番に水面の上に出す。
6 リカバリー
肩を回して、前腕や手より「肘」を高く上げるイメージ。
肘はできるだけ低い位置を通るのが理想。
腕をリラックスさせて無駄な力が入らないように。
【まとめ】
腕が疲れて重くなるのはフォームが悪い証拠らしい。
「プル」だけでなく「ストローク」全体のポイントに注意して、
・水を掴むようにリズムを取り
・浅くストローク
こんなイメージで泳ぎたい。
全部いっぺんには直らないけれど、ボチボチと理想的な2ビートクロールを手に入れよう。
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