「ぐるっと花背ライド」花背峠を走れたら一人前?
週末は京都の中でロードバイクのメッカ「花背峠」に挑戦。自転車屋さんのお客さん達と市原のローソンで集合。花背峠は「ここを走れたら一人前」と言われている峠で、前々から挑戦してみたかった。とにかく今回はRFA5にしがみついて「降りない」ことが目標。京都市南部から市原まで1時間ちょいかかり、脚はまぁまぁ疲れている・・・。集合時間より少し早めに着いて、豆乳、プロテインバー、シュークリームで688kcalのエネルギー補給。アミノ酸スコアも優秀なはずだ。
実は、前日の夜に準備をしていたら後輪のタイヤがペコペコになっていた。まさか・・・のロードバイク初パンク。走行距離1500kmの初パンクが優秀かどうかは分からないけれど、iphoneのメモ帳に記録した「HowToパンク修理」と睨めっこしながらの作業。汗だくになりながら1時間かかってなんとか終了。チューブにはピンホールが1つ開いていた。異物もなかったので原因不明。何にせよ、初パンクが「家の中」で良かった。真夏の炎天下、土砂降りの田舎道、夕闇のお墓の横、美人チャリダーとのツーリングだったらと思うとゾッとする。
市原から北に向かい、古い町並みを抜けると、牛若丸が修行した鞍馬寺。時間も早朝なので観光客も少な目。息を切らせながら、休憩する口実に写真をパチリ。
鞍馬寺を過ぎて500mほどで鞍馬温泉があり、ここを過ぎると本格的な峠道のはじまりはじまり。それほどの激坂はないんだけれど、傾斜はずっと10%前後で、ギアは一番軽い「インナーロー」固定。ギアを重くするとしんどくて、あげたくてもあげられない。インナーローで座ったり、立ったりを繰り返しながら山道を進む。ちなみに、ゴールの頂上まで「下り」は一度もない。汗が滴り落ち、最初のうちはロードバイクに汗が落ちるのが嫌だったけれど、途中からそんなことに構う余裕なし。息は上がるし、日焼け止め交じりの汗が目に入って痛いし、不調だった右膝はシクシク痛むし・・・僕のレベルで来るには早すぎたか・・・でも、ここまで来たら最後は「気持ち」だけ!何度も心が折れそうになりながらも「二度と来ないから今日は完走する」と自分に言い聞かせて頑張る。そして、山頂の目印にしていた「気温の掲示板」が見えて、オッサン感動のゴール。
ヘナヘナと座り込み、しばらく動けない。あーしんどかったーーーー。Stravaの「hanase omote」という区間(市原ローソン~山頂)では、距離9.6km、平均斜度6%となっていて、記録は47分47秒。524人中298位だったけれど、完走できただけで満足。完走してしまうと「喉元過ぎれば何とやら」で、年に1回くらい実力試しに来てもいいかな・・・なんて思えるから不思議。ついさっきまでは「二度と来ない」って思ってたのにw 普段のランニングでは、こんなに心肺に負荷をかけないから、バイクが速くならない原因なのかもしれない。でも身体の弱い僕には故障と紙一重なのが悩ましいところ。でも坂道を速くなりたいしなー。
汗が引いたら花背に下って、帰り道は芹生峠(せりょうとうげ)を黒田側からアタックするルートを選択。レビューは後日に。
KYOTO MAP for Pedestrians and Cyclists ~歩行者と自転車のための京都観光地図~
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