「ぐるっと花背ライド」帰り道は芹生峠(せりょうとうげ)
往路の花背峠を「死にもの狂い」でやっつけた後は、芹生峠(せりょうとうげ)を北側(黒田側)からアタックするルートを選択。花背峠から花背に下る道中は汗が冷えて極寒。身体が冷える前に下っておくべきだったと、みんなで震えながら後悔。しかも「こんなに下ったら、芹生峠でまた上るんやん・・・」と悲しみの下り坂。
国道477号線を西に進み、京北ふるさとバス「灰屋口」から芹生峠(府道361号線)へ入る。国道477号線はフラットで走りやすい。すぐそばの渓流も水が澄んでいてバーベキューに良さそう。
芹生峠は、平坦な区間もあるから花背峠よりマシだったけれど、やっぱり汗が滴る上り坂。しかも直前の花背峠で脚も終わってるし・・・。ゴロゴロ落ちている落石をかろうじて避けながら、なんとかゴール。不調だった右膝は、終盤はほとんど力が入らず、7割くらい左足でこいでいる感じ。早く右膝を治さないと、左もやってしまいそう。あまりの疲れ具合で頂上の写真は撮り忘れ。
ここから貴船神社奥宮までが「地獄」の下り坂。急勾配、狭隘、ヘアピンカーブ、落石ゴロゴロ。前輪後輪ともフルブレーキングしながら下る。両腕とも早々に限界。105で下ってはいけない下り坂。もっと「止まる」ブレーキが欲しい!!!と思いながら必死で落石を避ける。どうしても避けきれない落石は「なむさーーーん」と心の中で叫びながら踏んづけることも何度か・・・。まったく楽しくない下り坂で神経をすり減らして、どうにか下りきった。同行の4台中、1台がパンクするのも納得のゴロゴロ道だった。芹生峠はもう二度と通らないかな。調べてみると貴船側からは20%を超えるような上り坂だったみたい。パンク修理を待つ間、新緑の貴船川でキャッキャッと水浴びしたり撮影会したり。
ここからも、帰り道はずっと下り坂。貴船神社付近の料亭は、観光客や従業員が飛び出してくるので、ゆっくりと進むべし。GPSを見ると、まさに「ぐるっと」花背を回ってきた感じ。
トレーニング強度的にはかなりヘビーな一日だったけれど、花背峠を何とか超えた「実績」を手に入れたので満足!