ハタチノカラダ

サラリーマンになって10年が経った頃、ストレスと睡眠不足で身体は痩せ細り、毛根が死滅して頭髪は前線から撤退し、持病の腰痛は爆発し、右手は腱鞘炎で箸も持てない惨状・・・。自分の身体はどうなってしまうのか?過去の運動自慢は虚しく響くだけ。このままではアカンと危機感を持ち、今ここにいる自分を鍛えようとジョギングを始めたのが2013年夏。2016年は京都マラソンでサブ4を達成し、珠洲トライアスロン(Bタイプ)を完走しました!そんなアラ4のオッサンが20歳の身体を目指して、面白おかしく頑張るブログです。

京栄堂の「つつみ生八つ橋」

自転車屋さんに立ち寄った時に、初めて食べるお菓子をおすそ分けしてもらった。それは、「つつみ生八つ橋」。お店は、山科に3店舗ある京栄堂。外装の袋からだけでも高級感が伝わってきて期待が持てる。シナモンの香りがいい生八つ橋は久しぶりだ。

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外装袋には「かな」でヒョロヒョロと何か書いてある。1文字たりとも読めないのでお店のホームページを調べてみると、百人一首紀貫之(きのつらゆき)の句。

「人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の香ににほひける」

子どもの頃は「におひける」だなんて、何か「臭そう」な歌だなぁと思っていた記憶がある。

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袋を開けると、大ぶりな生八つ橋が「三笠(みかさ)」の生地で包まれているお菓子が出てきた。「三笠」とは関東でいう「どら焼き」のこと。どちらかというと「三笠」と呼ぶ方が高級な感じがするのは関西びいきのせいかな?

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断面はこんな感じ。つぶあん、生八つ橋の生地、三笠の皮のそれぞれの味と香りと食感がとても美味しい。特に生八つ橋のモチモチとした食感がいい。八つ橋のことを調べていて初めて知ったんだけれど、八つ橋(焼いてある方)は「琴」の形をモチーフにして作られたらしい。約300年前の江戸時代に、お琴の名人の「八橋さん」の偉業を称えて作られたんだって。

八ツ橋の由来|つつみ生八ツ橋の京栄堂

「つつみ生八つ橋」は、休日のお菓子や、訪問の手土産にもいいと思うので、熱いお茶とセットで食べたい。 

そば茶徳用1kg

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