ハタチノカラダ

サラリーマンになって10年が経った頃、ストレスと睡眠不足で身体は痩せ細り、毛根が死滅して頭髪は前線から撤退し、持病の腰痛は爆発し、右手は腱鞘炎で箸も持てない惨状・・・。自分の身体はどうなってしまうのか?過去の運動自慢は虚しく響くだけ。このままではアカンと危機感を持ち、今ここにいる自分を鍛えようとジョギングを始めたのが2013年夏。2016年は京都マラソンでサブ4を達成し、珠洲トライアスロン(Bタイプ)を完走しました!そんなアラ4のオッサンが20歳の身体を目指して、面白おかしく頑張るブログです。

オッサンがトレーニングするためのBCAAとは?

強度の高いトレーニングをすると乳酸が溜まったり、筋肉を破壊したりで、翌日は筋肉痛でトレーニングの量や質を落とさざるを得ない。若い頃は回復も早かったけれど、オッサンになれば「気持ち」はそのつもりでも、身体が全然ついてこなかったりする・・・。そんな悲しいオッサンの見方がBCAAだ! 

大正池ライド(自転車でのタイムアタック)の直後に自転車屋さんに勧められて飲んでみたら、翌日の筋肉痛が全然ましだったので、それ以降は熱烈な信者になってしまった。1人トライアスロンの補給にも入れたら、翌日もロードバイクに乗る元気があった。こんな魔法のような「お薬」、本当に大丈夫なの???「疲れ知らず!」「いくらでもできる!」このキーワードって清原選手が愛用していたアレと似ているのでは???

冗談はさておき、BCAAについて真面目に調べてみた。BCAAとはBranched Chain Amino Acidsの頭文字。「チェイン」と「アミノ」くらいは僕でもギリギリ読める。日本語では「分岐鎖(ぶんきさ)アミノ酸」という必須たんぱく質で、バリン、ロイシンイソロイシンのことを言うらしい。トレーニングはたんぱく質を分解しながら行うんだけれど、体内に貯留しているたんぱく質が売り切れると、次は筋肉を破壊してたんぱく質を作り出すらしい。こうなると筋肉へのダメージが大きくて回復に時間がかかってしまう。そうならないように、たんぱく質の補給と筋肉のリカバーのためにBCAAを補給すると効果があるのだそうだ。

じゃあ、そんなにBCAAに効果があるのなら、食事で摂れればお金もかからないし最高じゃないかと思うわけで、バリン、ロイシンイソロイシンを多く含む食品を調べてみた。

バリン:レバー、子牛肉、プロセスチーズ、落花生

ロイシン:レバー、アジ、鮭、乳製品、大豆製品

イソロイシン:鶏肉、鮭、牛乳、プロセスチーズ

やはり、お肉や魚、乳製品などのアミノ酸スコアが高得点の食材に多く含まれている。もちろん、これを運動後30分以内の身体の吸収がいい「ゴールデンタイム」に摂取できればいいのだけれど、まぁ不可能だ。シャワー浴びたいし。調理するのに時間かかりそうな食材が多いし・・・

そこで手っ取り早く摂取できるBCAAの出番。先日、モンベルストアに行ったら「アミノサミット3500」という顆粒が売っていたので試しに買ってみた。180円。BCAAはワンセコンド(2000mg)を上回る2500mg入っている。それに加えてOCAAという成長ホルモン的な要素も1000mg入っているようだけれど、これは運動中に勝手に体内から出てくるらしいから、普段から運動している人が飲む分にはあまり効果がないんだとか。顆粒はゼリーと違ってそのままでは飲みにくいけれど、軽くて邪魔にならないというメリットがあって、水さえ入手できればどこでも飲めるのでLSDやロングライドの携行に最適。味と効果のほどは不明なので後日に人体実験してきます。ワンセコンドと上手く使い分けが出来たら毎日トレーニングできる?

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