Tabio(タビオ)のソックスでトライアスロン
これだけは最初に声を大にして言っておかなければならないのだけれど、僕は決して「水虫」ではないし「水虫キャリア」でもない。ついでに言っておくと「フェミニーナ軟膏」も「デリケアエムズ」も必要ない。でも、僕は5本指靴下しか履かない。イチローが5本指ソックス履くのは僕を真似てのことだ。たぶん。仕事用はユニクロで黒色を選び、ランニング用はTabio(タビオ)を愛用している。もちろん、ロードバイクに乗る時も、冬場はハイソックス、夏場はショートタイプを履くし、トレッキングの時もハイソックス。程よく締め付けれられていてコンプレッションが効いている。足裏の土踏まずのアーチサポートもしっかりしているし、滑り止めもしっかりしている。
ランニングを始めて間もない頃に、寺町のアーケードでカラフルなタビオのソックスに一目惚れしたのが出会い。このソックスのおかげで、ランナー特有のトラブルである「血豆」や「靴擦れ」とはこれまで無縁だ。
この夏、トライアスロンに挑戦するにあたって悩んでいたのが「トライアスロンでもTabio(タビオ)の5本指を履くのか?」ということ。なぜかというと、5本指靴下は普通の靴下と比べて、かなり履きにくい。指を1本1本、丁寧に通してあげなければならない。しかも、スイムで濡れた足で5本指を履くのは至難の業だ。スイム、バイク、ランのウェアやシューズを着替える「トランジッション」も合計タイムに含まれるトライアスロンで悠長に座り込んで足先をタオルで拭いて、5本指を履く余裕があるのだろうか?決して上位を狙っているのではなく、足切りの制限時間が迫っている可能性があるからだ。
オリンピックディスタンスの距離(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)なら素足の選手も多いみたいだけれど、僕のように故障がちな軟弱な選手が素足なんかで走ると、血だらけになって足を引き摺って走る姿が目に浮かぶ。そこで、トライアスロン挑戦に選んだのは、Tabio(タビオ)の語源かもしれない「足袋」タイプのソックス。
珍しく紫色を選んだ。理由は左右の目印になるオレンジ色の「矢印マーク」が一番くっきりしていたから。先日の喜撰山ライドで履いてみたら、バイクでは違和感もネチャネチャ感もなかった。履くのは当然スムーズなのでタイムロスも少ないはず。デビュー戦の泉南トライアスロンは、いよいよ明日。
ゴールする昼頃まで雨が降りませんように。