ハタチノカラダ

サラリーマンになって10年が経った頃、ストレスと睡眠不足で身体は痩せ細り、毛根が死滅して頭髪は前線から撤退し、持病の腰痛は爆発し、右手は腱鞘炎で箸も持てない惨状・・・。自分の身体はどうなってしまうのか?過去の運動自慢は虚しく響くだけ。このままではアカンと危機感を持ち、今ここにいる自分を鍛えようとジョギングを始めたのが2013年夏。2016年は京都マラソンでサブ4を達成し、珠洲トライアスロン(Bタイプ)を完走しました!そんなアラ4のオッサンが20歳の身体を目指して、面白おかしく頑張るブログです。

ロードバイク悲しみの自己流整備

大好きなロードバイクを自分で整備した時に起こった「悲しすぎる失敗」が2件続いたので、厄払いのためにこのブログに書いておこうと思う。事件が起こったのは泉南トライアスロンの前後。ようやく傷も癒えて、文章にする気分になってきた。こんな失敗したことがある人、他にもいるのかな???傷を舐めあう「お仲間」募集してますw

kyotosiawase.hatenablog.com

1 空気を入れる時の失敗

泉南トライアスロンの前日の土曜日に、タイヤを触るとプニプニと柔らかかったので空気を入れることにした。空気を入れる時は、いつも後輪を簡易なスタンドに立てる。キャップを外してバルブを緩めて空気入れの先をグイッと入れる。バルブを緩め忘れていて「空気入らへんやーん」は「僕的あるある」なんだけれど、今回の失敗は初のケース。前輪に空気を入れていると、車体ごと前に「ゴロッ」と動いた!!両手は空気入れを持っていて塞がっているので、妄想しかしていない「頭」と「顔面」でなんとか転倒を阻止。あー助かったと思って、空気入れを外してビックリ。バルブの先が「クニャッ」と曲がってしまっていて中折れ状態でネジが閉まらない・・・。ヤバいなーと思いながら仕方ないので、手でソーっと元に戻す方に曲げようとすると・・・・あっさりポッキリ折れてしまった・・・。どうなんこれ???とりあえず、空気が抜けている気配はないけれど、空気入れを刺しても空気は入らない。こんな状態でトライアスロン大会には出場できないので、泣く泣くチューブ交換を決意。「目打ち」でバルブを突いて空気を抜いた。悲しすぎて写真を撮るどころではなかったので画像無し・・・。精神もまだまだ未熟。

2 チェーンを掃除する時の失敗

トライアスロンに出場した後は帰宅後にやるべきことが山ほどある。ウェットスーツはゴムの劣化を防ぐために海水と砂を洗い流して陰干し。汗をかいたウェアやヘルメットのインナーはネットに入れて洗濯機へ。そして、ロードバイクの洗車。今回のような雨の大会なら車体は泥だらけ。いつもロードバイクの乗車後は100均のウェットティッシュで汚れを拭くだけだったんだけれど、今回ばかりは諦めてホースでジャーっと文字どうりの洗車。玄関に保管するので、水気をタオルでキッチリ拭くのが大変なので避けてきたけれど、これだけ綺麗になればまぁまぁ満足。チェーンもクリーナーで汚れを落として、新しいオイルを注油しておく。スタンドに立てたまま変速機ですべてのギアに変速して異常がないことを確認して、さあ完璧。後はロードバイクを玄関に片づけたら、風呂に入ってビールが飲める。そう思いながら、回っている後輪を止めるためにブレーキをかけると・・・・「シューーーーー」っとしばらく回転してから停止。ん??????なんで???ブレーキって「キュッ」って止まるはずなのに、なんで???

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ハッとしてチェーンクリーナーに駆け寄ると・・・やっぱり・・・。クリーナーにオイル成分が含まれるタイプだった。実はチェーンクリーナーはロードバイク用の用品を使っていなくて、オフロードバイクに乗っていいた時に買ったまま未使用だったものが何本もあるので、それを消費しているところ。今回、封を切ったこのタイプは、1回で「汚れ落とし」と「注油」ができる「KURE556」タイプだったようで、チェーンにスプレーを噴きかけた時に後輪のリムにも付いてしまったらしい。一応は段ボールで養生していたんだけれど・・・。これ、一番「やったらあかんやつ」やん・・・目前に迫っていた風呂とビールがお預けになって途方に暮れてしまう。でも、後輪のブレーキが「キュッ」と言わないロードバイクには危な過ぎて乗れないので対処法を考えた。考えたなんて言っても付着した油分をとるしかない。今度こそ「ちゃんとした」チェーンクリーナーを出してきて、ウエスに噴きかけてリムを何度も擦りまくる。ブレーキシューにも油分が付いているはずなので、後輪を外してブレーキシューも何度も擦る。だいぶ頑張った後、リムを手で触った感じでは油はつかない。祈りながら、後輪を回してブレーキテスト。今度は懐かしの「キュッ」で回転が停止。即座に捨ててしまおうと思った「使ってはいけない」チェーンクリーナーは年の功で捨てるのを思いとどまったので、この記事を書くにあたって撮影できましたとさw 

二度と味わいたくない悪夢のような失敗だけれど、いつかまたやってしまいそう・・・。ロードバイクの整備は難しいなぁ