ロードバイクの前輪の組み立てに失敗した原因は・・・
僕の自宅は、玄関が狭いうえに、ビルトインガレージではないのでロードバイクの保管に不向きだ。でも「僕の所有物の中で最も高価」であるロードバイクを外に置いておくわけにはいかないので、前輪を外した状態で玄関の壁に引っ掛けて保管している。宝くじが当たって次に家を建てるなら、土間があって広すぎるくらいの玄関かビルトインガレージのある家にしたい。
ロードバイクに乗った後は、100均のウェットティッシュで汚れを簡単に拭いて、保管のために前輪を外すのがルーティーン。乗る前は逆で、前輪を組み立てて、タイヤに空気を入れる。ところが、前輪を組み立てようとしたら、ブレーキが前輪のホイールに干渉してタイヤが回らない・・・。何度もクイックリリースを外してやり直しても同じ。しばらく考え込み・・・ふと、ブレーキ本体を触ると「グラグラ」動く!!!犯人はこれか!と、それならばネジを締めればいいと思ったら、ブレーキ周りはネジがいっぱいで、どれを締めていいかわからない。間違ったネジを締めてブレーキの調整が変わってしまうと泥沼に入りそう。とりあえず、ブレーキがホイールに干渉しない位置に手で動かして、ソーっと自転車屋さんに向かう。
ハタチ「前輪のブレーキがブレーキごと動くんですけど、こんなもんですか?」
自転車屋さん「フロントフォークがカーボンなので、ネジを締めすぎると割れてしまうから、ネジは緩めですよ。でも・・・これは緩すぎますね・・・」
と言って、締めてもらったのは、この穴に潜伏していた「伏兵」のネジ。
てっきり、この穴は「水抜き」用くらいにしか思っていなかった。まさか、そんな大事なネジが入っていたとは。毎度ながらロードバイクは難しい。フロントブレーキが本体ごとグラついて困った時はこの穴を確認。くれぐれも締めすぎ注意です。