ハタチノカラダ

サラリーマンになって10年が経った頃、ストレスと睡眠不足で身体は痩せ細り、毛根が死滅して頭髪は前線から撤退し、持病の腰痛は爆発し、右手は腱鞘炎で箸も持てない惨状・・・。自分の身体はどうなってしまうのか?過去の運動自慢は虚しく響くだけ。このままではアカンと危機感を持ち、今ここにいる自分を鍛えようとジョギングを始めたのが2013年夏。2016年は京都マラソンでサブ4を達成し、珠洲トライアスロン(Bタイプ)を完走しました!そんなアラ4のオッサンが20歳の身体を目指して、面白おかしく頑張るブログです。

大津市の小椋神社へ初詣ライド90km

おじさん達の新春は自転車の安全祈願のために大津市の小椋(おぐら)神社へ。

前日の晩酌は控えめにして8時に宇治で集合。
うち1人は年末に駅前駐輪場に自転車を停めたままだったので、駐輪場が正月休みで出庫できなくて参加できない危機だったけれど、他の参加者の2号機を借りて無事に参加。
シルバー人材センターには申し訳ないけれど、駐輪場はどんどん機械化して、できれば24時間営業、せめて公共交通機関の営業時間と合わせるべきだ。

行程は、宇治川ライン→南郷→湖岸道路→琵琶湖大橋→小椋神社→161号線→逢坂山→外環→大岩街道。
宇治川ラインで調子に乗り過ぎ、ここの約20kmで踏ん張る足を「使い切った」感じ。
南郷のセブンイレブンまで約60分、着いた時には膝が「ガクガク」笑っている状態。
道の駅草津に着く頃には気温も上がって、小春日和のサイクリング。
そして琵琶湖大橋の頂上で記念撮影し、仰木の小椋神社へ。

この道中の上り坂でアクシデント発生。
1台のロードバイクのチェーンが外れて転倒。
上り坂でギアを落として踏み込んだ時にチェーンが外れた。
左側の植え込みに倒れこんだので、幸い怪我はなかったけれど、サドルが歪み、後輪がセンターからずれてしまった。
4人の中で自転車に詳しい2人は先行していってしまっていたので、疎いおじさん2人で何とか四苦八苦して直す。
やっと直って再出発したとたん

「ガチャン!」

再びチェーンが外れるの巻。
すぐさま、先行している2人にSOSを出す。
2人が戻ってきてくれて、自転車をひっくり返して、ギアを一番外側にして慎重にはめる。
どうも、何度か転倒しているうちに「何か」がずれているらしく、一番軽いギアに変速するとチェーンが外れる病。
急登の途中ではあるけれど、「一番目と二番目に軽いギアの使用禁止令」を出して再再出発。
奥比叡ドライブウェイ仰木インター近くの小椋神社に着いたのは12時半。

かなり可愛い巫女さんに案内されて本殿にお参り。
もちろん、自転車の交通安全とトライアスロンの完走を祈願。
4人でお揃いの自転車用のお守りを買う。
そして、社務所で御朱印を書いてもらう。
今回はこのために、御朱印帳をいれたリュックを背負ってきた。

小椋神社の御朱印とお守り

161号線に戻り、ファミレスで昼食。日曜日の昼時は混んでいる。
14時に出発して帰路につく。
渋滞を抜けて、ようやく浜大津に着いたけれど、またもやのアクシデントに見舞われる。
先ほどチェーンが外れたロードバイク、今度は青信号の漕ぎ出しで、さっきより大きな

「ガチャン!!」

の音とともにチェーンが切れた。
おじさん4人、誰もチェーンを繋ぐ工具なんて持っていない。
浜大津の駅前だったことが不幸中の幸い。
これは小椋神社の御利益だと言い聞かせて、彼は派手なサイクリングウェアで電車に乗って帰宅。
浜大津では「響け!ユーフォニウム」のラッピング電車に出会えたのが嬉しい。

3人になったおじさんは、しんどいしんどいと喚きながら逢坂山を越え、大岩街道を走り、何とか帰宅。
過去最高の90kmを走行。
全身ヘトヘトでも最高に楽しい初詣ライドだった。

小椋神社de初詣ライド

なお、浜大津から電車で帰ったおじさんは、当日の18時過ぎに車で無事に自転車を回収したらしい。
ロードバイクの整備、本当に大事だと痛感。
分からないなら分からないで、自転車屋さんに見てもらっておかないと。