珠州トライアスロン2017参戦記
前日は22時にベッドイン、夜中は何度も目が覚めましたが何とか5時まで粘って起床。海を見ながら朝風呂に入って朝食です。
7時に宿を出てコンビニに寄ってから8時に会場入りです。ロードバイクをラックにかけていると、スイムスクールで一緒の方がAタイプのスイムアップと同じタイミングでした。「潮の流れが速くて2.5kmを1時間半かかりました」と言っておられました。この日は快晴のお天気。まさか??と思いましたが、その後に大勢の方がスイムで制限時間アウトになっているのを見て驚愕でした。Bタイプの入水チェックの時も「毎分20mの速い潮の流れが・・」とアナウンスがありました。スタッフのおじさんに聞くと「こんなコンディション初めて。とにかく折り返してから戻されるから右の方へ頑張って泳いで」とアドバイスを受けて、いざスタート。今年は第2ウェーブの先頭でスタートしました。行きは追い潮でヨイヨイだったのですが・・・。折り返しのコーンを回る辺りでいつもと様子が違います。みんな潮に流されて、コーンの内側を回らないので、大きく外に膨らんでいます。そして、折り返した後は気合いを入れて泳ぐのですが・・。ヘッドアップで目標にしたブイに全然近づけません。さらに高い波でブイも見失います。周りを泳いでいる人もまばらになって・・気づいたら左のロープとブイに激突。同じように流されてきた選手ともぶつかって不毛なバトルも。タイムは諦めて、落ち着いて腕時計のバンドを直したり、コースを見定めたり。中途半端に泳いでも進まないので、ここからはバタ足もかなり入れて全力で泳ぎました。結局スイムは45分かかりました。昨年は35分だったので、記録更新が目標でしたが、完泳できただけでもヨシとします。
トランジットで左足のふくらはぎが攣りました。海水もたっぷり飲んだので喉がカラカラです。かなりのダメージをかかえたまま、バイクのスタートです。昨年はアウターの重いギアで登れた坂もインナーに落として走ります。スピードは出ていませんが、どんどん順位が上がるのがモチベーションです。心拍数は最初から最後まで160前後。でも昨年は一度も止まらなかったエイドステーションに全部止まりました。スポンジで首と脚を冷やして、氷水を飲んで。後半の峠も頑張って踏みましたが、エイドでのタイムロスが響いて昨年より3分遅いバイクになりました。
ランはバイクで上がった160の心拍のまま入りました。スタート直後にスイムスクールで一緒の鉄人お兄さんと出会い、しばらく一緒に走ります。5:00/kmを切るハイペース。このままゴールまで行けたらと思った矢先、全身に鳥肌と悪寒が出て、体に力が入らなくなりました。熱中症?脱水?ザバスピットインで補給していたのでハンガーノックではないと思う。精神面の弱さからきているとは思いたくない。どんどん身体に力が入らなくなって息が上がって・・かろうじて6:00/kmをキープ。全てのエイドでスポンジの水を頭からかぶって、氷水をがぶ飲みして、次のエイドを目指すという作戦でした。めちゃくちゃ歩きたかったけれど、スイムもバイクも頑張ったので「ここまできて歩くわけには」と歩かずに耐えました。
3種目とも昨年からタイムを落としましたが、ホーホーノテーで何とかゴールしました!
来年はAタイプ?でも今年のコンディションなら・・そんなことを考えながら「僕の夏本番」がおわりました。