プレミアム琳派
「京都検定」をキーワードに「ハタチノカラダ」に迷い込んでこられた方に、3級ホルダーが「琳派」について説明しよう。
今年は、琳派の創始者といわれる本阿弥光悦が洛北の鷹峯という場所で「光悦村」を作ってから400年になるメモリアルイヤー。
だから、今年の京都検定試験の2級の公開テーマ(10問)になっているし、3級の試験にも絶対に出る。
琳派琳派のリンパ祭り。
そもそも「琳派」とは本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳・乾山らの「作風」の総称。
イメージしやすいのは俵屋宗達の「風神雷神」の屏風。
京都国立博物館に本物があり、建仁寺にレプリカがある。
ああゆう「和っぽい」雰囲気のものを、最近になって「琳派」と名付けたらしい。
「最近」といえば、京都では冗談半分で「先の大戦」のことを応仁の乱を指す。
その感覚からすれば、話題の「琳派」の始まりも「ついこないだのこと」なのかもしれない。
こうゆう「あやかり琳派」のおかげで高級ビールを呑むきっかけができるのは幸せ。
たった400年しか経っていないからこその「色鮮やかな」琳派の世界は素晴らしい。