豚捨というスゴイ名前の精肉店のランチ
松坂牛はトップブランドだけれど、松坂牛というのは昔はなかったらしく、三重県の和牛は「伊賀牛」と「伊勢牛」だったらしい。
その伊勢牛の最上級を扱うお店に、伊勢神宮を参拝した後にランチしに行ってきた。
最初の疑問は、店名に「豚」がつくのに「牛」の店?
ホームページによると、豚を飼っていた捨吉という男が食肉店を始め、屋号になったのだとか・・・。
伊勢界隈に店舗はいくつかあるみたいだけれど、今回入ったのは外宮前店。
建って間もないのか、お店がピカピカで気持ちいい。
伊勢神宮の参拝は、伊勢市駅で荷物を預け、徒歩で外宮を参り、バスで内宮に移動し、またバスで外宮に戻るというコース。
実は、内宮の参拝後に「おかげ横丁」で3杯くらい引っ掛けてきた後なので、まぁまぁ酔っ払いのオッサンである。ホテルの朝食からビールも飲んでるんだけれど・・・。
そこで、豚捨で注文したのは、コロッケ、メンチカツ、串カツ2本に定食セット(ご飯と味噌汁)と勿論の生ビール。
おかずは全て「おつまみ」にして、最後の締めにご飯と味噌汁を食べる算段。
よくできたセットサービスだ。
でも、出てきた「おつまみ」を食べてガッカリ・・・。
コロッケもメンチカツも串カツも全て「冷めていた」のである。
寒い日の参拝の後、アツアツのカツを想像していたのでゲンナリ。
そんな酔っ払いを見かねたのか、心優しい同僚から一口頂いたのは上牛丼1400円也。
こちらはアツアツで、お肉も最高!
まるで高級なすき焼きを食べているかのようにトロけるお肉。
総合的には、綺麗なお店でビールが呑めたので満足したけれど、やっぱりアツアツの「おつまみ」が食べたかった。
コロッケ、メンチカツ、串カツは店頭で持ち帰り用を注文する方が美味しいかも。
「まるごとみかん大福」を売っている赤福外宮前特設店はすぐそこ。