ハタチノカラダ

サラリーマンになって10年が経った頃、ストレスと睡眠不足で身体は痩せ細り、毛根が死滅して頭髪は前線から撤退し、持病の腰痛は爆発し、右手は腱鞘炎で箸も持てない惨状・・・。自分の身体はどうなってしまうのか?過去の運動自慢は虚しく響くだけ。このままではアカンと危機感を持ち、今ここにいる自分を鍛えようとジョギングを始めたのが2013年夏。2016年は京都マラソンでサブ4を達成し、珠洲トライアスロン(Bタイプ)を完走しました!そんなアラ4のオッサンが20歳の身体を目指して、面白おかしく頑張るブログです。

オッサンが作る「リンゴタルト」で珈琲タイム

「オッサンが作る」シリーズも4作目。インターネットで見つけた「食べたいスイーツ」の動画レシピを、これまで料理なんてしたことのないオッサンが再現するシリーズ。生クリームを部屋中にぶちまけたり、パイ生地を切りすぎたり、リンゴの皮を超分厚くしか剥けなかったり・・・。見てくれは悪くても、味はいい。今日も女子力を高めるべく「お菓子作り」に励みます。

前回の「炊飯器りんごケーキ」に続き、粉ものスイーツ。しかも、「タルト生地」と「カスタード」が別工程というハイレベルなレシピ。僕ぐらい女子力が高いオッサンになってくると、ホットケーキミックスとかパイ生地とか初心者向けの材料は卒業なのです。

では、材料。

「タルト生地」が、バター30g、砂糖50g、卵1個(ときほぐしておく)、薄力粉150g。

「カスタード」が、卵1個、砂糖50g、薄力粉30g、牛乳200cc、ホワイトチョコ40g(板チョコ1枚)。

※絞り袋、クッキングシート、サランラップが必要。絞り袋は生クリームに付いてくるやつ。

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<タルト生地編>

【mission1】

本家の説明:ボウルにバター、砂糖、卵、薄力粉を入れ混ぜる。

→しょっぱなから失敗しました。本家の説明ではカスタードを作って、カスタードを冷ます間にタルト生地を作るはずでした。が、本家のホームページにタルト生地の材料が上に書いてあったので、間違えて「鍋」にタルト生地の材料を入れて混ぜてしまいます。「入れちゃったものは仕方ない」ので、諦めて混ぜます。お好み焼きのように「いっぺん」に全部入れて混ぜるのではなく、卵と砂糖を混ぜて、混ざったら薄力粉を入れて・・の繰り返しです。薄力粉を入れた後は「シャカシャカ」では混ざりません。スプーンが力が入るのでおススメです。団子です、ダンゴ。

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キッチンスケールは、器を乗せてから「ON」すると、なんと器の重さがマイナスされます。レベルアップしました。やるなタニタ

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【mission2】

本家の説明:生地をラップで包み、冷蔵庫で30分冷やす。

サランラップを広げ、生地を乗せて包みます。mission6でラップの上から生地を伸ばすので、ラップは「ちょっとやりすぎちゃう?」というくらい大きめに切ったものを使います。生地を冷蔵庫に入れたら、本当は先にやるはずだったカスタードづくりに取り掛かります。

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<カスタード編>

【mission3】

本家の説明:鍋に、卵と砂糖、薄力粉、牛乳を入れ混ぜる。

→mission1と同じく砂糖と卵を混ぜて、混ざってから薄力粉を入れて、混ざってから牛乳を50ccずつ入れて混ぜます。女子力が高いので手間と愛情は惜しみません。

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シャバシャバ過ぎて、牛乳の量を間違えたのではないかと超不安になります。

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【mission4】

本家の説明:焦がさないように4~5分混ぜ続ける。

→先にmission5で使うホワイトチョコを割っておきます。スイーツ女子は段取り勝負です。ガスコンロの中火で鍋を温め、焦げないようにシャカシャカで回し続けます。少し固まってきたら弱火に落とし、「ボタッ」っと感が出てくるまで混ぜます。5分とか時間を気にする必要はありません。あんなにシャバシャバだったのに魔法みたいです。

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【mission5】

本家の説明:ホワイトチョコレートを加え、余熱で混ぜ溶かし絞り袋へ。

→ガスコンロの火を止め、割っておいたホワイトチョコレートを入れて、余熱で溶かします。めちゃくちゃいい匂いがします。絞り袋に入れるのは冷めてからです。

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mission2で冷蔵庫に入れた生地は、まだ30分経っていないので、その間にリンゴをスライスします。今回のスイーツで唯一の包丁パートですが、皮をむかなくていい分、気が楽です。「てっさ」を切る板前さんをイメージして、薄くスライスすることに全身全霊をかけますが、分厚さはバラバラです。

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<タルト編>

【mission6】

本家の説明:タルト生地をラップの上から棒で3mmに伸ばす。

→リンゴをスライスしている間に生地のスリーピングタイムは40分になってしましました。生地を冷蔵庫から出すと少し固くなっています。クッキングシートを広げ、くっつかないように薄力粉で「打ち粉」をします。棒にも薄力粉をまぶしてシコシコします。オーブンに乗せるタルトをイメージして、ラップの上からゴリゴリ伸ばします。中心は分厚く、外側ばっかり薄くなります。なかなか均一な薄さで美しい円形にはなりませんが、どうせ切ってしまって何人かで食べるのでバレないことを確信し、ほどほどで諦めます。足で生地を踏んだり、まな板にたたきつけたり、伸ばした生地を細く切ったり、テレビで見た讃岐うどんの知識を実践できないので少し物足りません。

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【mission7】

本家の説明:タルト生地にカスタードクリームを円状に絞る。(記事の周り約5cmを残すこと。)

→冷めたカスタードをスプーンで絞り袋に入れます。脇を締めてグルグルとトグロを巻きます。この作業、面白いです。

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周りを5cm残すとカスタードクリームは大量に残っているので、2段目、3段目、4段目に突入です。

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【mission8】

本家の説明:スライスしたリンゴを並べ、生地の周りを持ち上げ、寄せながら包み込む。

→タイムロスが出ないように、レンジのオーブン機能で200℃に予熱しておきます。4回目のスイーツづくりなのでオーブンの扱いは余裕です。スライスしておいたリンゴをカスタードの上に反時計回りにびっしりと並べます。

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リンゴ1個まるまるスライスしていたので、大量に残ってしまいました。

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そして、最大の難関の「タルトの皮寄せ」です。「寄せて上げる」だなんて、まるでアレみたいだなぁと邪念が入ると花びらが綺麗に揃いません。口元を引き締めて、餃子を作る王将の料理長をイメージして寄せて上げます。もしかしたら、餃子にも邪念が入っているかもしれません。

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【mission9】

本家の説明:200℃に予熱したオーブンで25分焼けば完成!

→この25分間は「フルマラソン」でいう「最後の195m」と同じです。ウイニングロードです。焼けたリンゴの香りとワクワク感に包まれながら洗い物を済ませます。

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【mission complete】

焼きあがりましたが・・・リンゴの水分が飛んでしまっているように見えます。4回目のスイーツづくりにして初の失敗かと不安になります。前回の「炊飯器りんごケーキ」で一晩寝かした方が美味しいことを学習したので、とりあえず寝ます。

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翌日の珈琲タイム、包丁で切ったらボロボロになるかと思いきや、友人に綺麗に切ってもらいました。

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そして、食べてみると・・・・。ぜんぜんパサパサじゃなくて一安心。しかも超美味しいではないですか!これまでの4作でも最高の美味しさです。それにしても、本家のりんごの皮の赤さは何故なのか謎が残ります。リンゴはもう少し小さく切って2段くらいにしてもいいかもしれません。

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製作時間:145分(オーブンを除くと120分) 製作費:約600円

そろそろ、エプロンや道具をそろえようかな。 

タニタ デジタルクッキングスケール 1kg ホワイト KD-187-WH

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