隠し釘の打ち方
日本男子の木工たるもの、ネジや釘が見えるのは不粋なのである。
そこで、「ダボ継」や「隠し釘」という職人の技を使う。
でも、公立中学校の技術家庭科で「ダボ穴の開け方」も「隠し釘の打ち方」も教えてくれない。
だからといって、大工さんに丁稚奉公するわけにはいかないので、DIY本を読んだり、Google先生に教えを請うのである。
隠し釘の使い方は、いたってシンプル。
1 コンコン打つ。
2 ピンクのゴムが、ちょうと潰れたら打つのを止める。
3 ピンクのゴムを横から叩く。
4 釘の頭がピンクのゴムごと、ポキッと折れて、完成。
釘の頭の下に、折れやすいように切れ目が入っている。
注意点は2つ。
一 ピンクのゴムを潰し過ぎないこと。本体を金槌で打って凹むこと有り。
一 ピンクのゴムを横から叩く時に、本体を叩いて凹ませない。
馬鹿みたいな注意点だけど、やってみると意外と難しい。
奥が深くて難しいからこそ、DIYは楽しき事、限りなし。
打ち始め
打ち中
完成