ハタチノカラダ

サラリーマンになって10年が経った頃、ストレスと睡眠不足で身体は痩せ細り、毛根が死滅して頭髪は前線から撤退し、持病の腰痛は爆発し、右手は腱鞘炎で箸も持てない惨状・・・。自分の身体はどうなってしまうのか?過去の運動自慢は虚しく響くだけ。このままではアカンと危機感を持ち、今ここにいる自分を鍛えようとジョギングを始めたのが2013年夏。2016年は京都マラソンでサブ4を達成し、珠洲トライアスロン(Bタイプ)を完走しました!そんなアラ4のオッサンが20歳の身体を目指して、面白おかしく頑張るブログです。

木工自慢12(トレリス)

正確に書くと木工ではない。
どちらかと言えば、「鉄工」である。

エクステリア用品が日本人のサラリーマン家庭には高額過ぎることは『前回』にも書いた。
今回は、塀に立てるトレリスが欲しくなった。
「ナチュラルガーデン」の3巻を読むと「つる性植物」で素敵な庭に仕上げられている。
そこで、つる性植物の「つる」を這わすトレリスが欲しくなった。

100円均一の網やBBQの網を繋げる事も考えたけれど、美しくない。
そこで、ホームセンターを徘徊していて行きついたのが「ワイヤーメッシュ」である。
ワイヤーメッシュは、コンクリ基礎に強度化のために埋め込む建材である。
しかし、販売されている段階から既に赤錆が出ている。
屋外で風雨に晒されることを考えると、設置した途端にトレリスも壁も真っ赤っかになって、巻きついていた「つる性植物」が枯れてしまうのが心配だ。

そこで、防錆効果のあるシルバーのペンキを重ね塗りすることにした。
錆が出ている部分をワイヤーブラシで擦り落として、そこにペンキを塗る。
塗るのだが、これが大変だった。
ペンキが垂れても床が汚れないように、下にブルーシートを敷き、段ボールでジャッキアップして塗るのだが、ワイヤーの1本1本に刷毛で中腰で塗るのが腰痛持ちには過酷だった。

なんとか塗装を終えて、サイズを合わせ、塀の小窓に合わせて「ワイヤーロープカッター」という工具でワイヤーを切断。
切断面にもペンキを塗装して完成。
おかげで、激安でトレリスが完成した。
トレリスに這わせるために植えたクレマチスは可憐な花を咲かせ、ヘンリーヅタは青々と茂り、秋には素晴らしい紅葉を見せる。

自家製トレリス01

設置から4年くらいが経ち、アチコチから錆が出ている。
が、クレマチスもヘンリーヅタも元気なので、錆落としやペンキの塗り直しはしていない。

自家製トレリス02