奈良マラソン2019参戦記
3年ぶりに参戦した奈良マラソン、来年の自分のために、これから出場される同志のために参戦記として残します。
【スタートまで】
前日は22時過ぎにベッドイン(23時くらいまで知ってる)
5時起床、朝食(ホットミルク、トースト、バナナ)、着替え
6時出発、始発から2本目の奈良線に乗車
7時過ぎ奈良駅、トイレしてから徒歩で会場へ
7時45分会場到着、着替え
8時10分荷物預け、スタートブロックへ
8時30分トイレ
8時35分Bブロックに整列
8時45分ブロック閉鎖、3年前よりは厳しくなってるものの、閉鎖後も入ってくる人はチラホラいます。
8時50分ブロックごとスタート位置に移動しながら市長の話を聞く。顔も見えないしイマイチな開会式。前回の神戸が感動したので落差が激しい。何か工夫してほしいものです。BCAAのアミノバイタルを飲む。スタート時の気温は4度。低いけれど風がないので思っていたよりまし。スタート直前に、百均カッパ、カイロ×2を沿道のスタッフに渡しました。BUFFも首から手首へ付け替え。
9時スタート、スタート地点までのタイムロスは50秒ほど
【〜10km】
スタートから6kmくらいの折り返しまでは下り、そこから10kmの東大寺までは上りです。前半から積極的なレース展開にしたかったので腕を振ってストライドを伸ばして走りました。
8kmくらいに演歌のおばちゃんがいます。今年も元気に歌って応援してました。法被を着て駆り出されている社員さん達の目が死んでいたように思えて不憫でした。
【〜20km】
11kmくらいに少しの下り坂があって周りのペースが上がりました。4:30/kmくらい。さすがに速すぎるのでペースダウンしました。
14km地点では、たこ焼き屋のロカビリーなおっちゃんが今年も「ワッケンロー!」と叫んでいました。何か分かりませんが元気はでます。坂道に入る15kmの左折で、3時間30分のペースランナーに追いつかれました。30kmまでは意地でも喰らい付く固い決意でストーキングの開始です。2名のうち1名は女性でした。ペースランナーの風船が顔にポコポコ当たります。周りのオッさん達と確実に間接キッスしまくりです。心は弾みません。17km地点の斜度が上がる激坂付近には清志郎がいました。今年も元気に「雨上がりの夜空に」を歌っていました。天理大学の坂も上りきって前半の山場を超えました。それなりに脚に疲れはありますが、少なくとも30kmまではストーキング業を全うできそうです。
【〜30km】
21kmの中間点は1時間44分で通過。順調すぎる順調っぷり。ペースランナーさんが、平地と下りでペース上げて上りで少しペース下げてくれています。残念なことに25km地点の天理教の善哉はスルー。善哉を食べている間にペースランナーに千切られるのは目に見えているので断腸の思いでストーキング業を続行。27km地点の右折から坂が始まりますさっきまでの余裕はどこへやら、ヒーヒーと息を切らせて天理の山の途中にある30km地点を目指しました。
【〜40km】
なんとかペースランナーに千切られずに天理の山登りを終えました。31km地点、あろうことか、清志郎はマイクを高校生に渡して歌わせていました!ご本人はハイタッチを笑まあ、何時間も歌えないよなと改めて思いました。32km地点、本格的な下りが始まったのにペースランナーがペースを上げず、集団の間隔が詰まって脚や腕が交錯しそうだったので、思い切ってペースランナーの前に出ました。何とか自己ベストを出すにはペースランナーの後ろにいてはダメだと奮起したのですが・・・下り坂の後もまあまあの上り坂が待ち受けていて超苦しかったです。顔を歪めて腕を振って走りました。37kmを超えるとゴールまでのカウントダウン。脚さえ攣らなければ神戸に続くサブ3.5を出せると確信しました。
【〜ゴール】
40km地点で中書島のスイムメンバーから声援を受けて元気が出ました。苦しい時の応援は本当に有難いものです。最後の上りはふくらはぎで跳ねないように脚全体で押し出す感じで走りました。ラップが落ちていたので、ペースランナーにまた抜かれるかと気にしていましたが最後まで抜かれませんでした。
結果、神戸マラソンを数10秒上回る自己ベストでゴール!!!せめて30kmまでと思って臨んだレースでしたが最後まで粘り切ることができました。
神戸マラソンより身体へのダメージは大きいですが、達成感は奈良マラソンの方が大きいです。
さあ、次は2月の京都マラソンで自己ベストを更新できるように、新たなトレーニングが始まります!
墨染のラーメン屋「へんてこ」
初冬の寒い昼下がり、昼食は「纏(まとい)」のうどんで暖まるつもりで出かけたのですが・・・定休日・・・
どうしても、うどんを食べたければ10分ほど歩けば「福来たる」に行けるのですが、お腹が減りすぎて超寒かったので、纏の向かいの「へんてこ」というラーメン屋さんへ。
食券スタイルの店内は、カウンター席が8席の狭いお店。前は居酒屋さんだったような・・
定番と書かれた塩ラーメン(700円)とライス小(100円)を注文。お腹減ってたのですが、不味かったら完食するのが辛いので並を選択。
味は・・・天一そのまんまでした。10年以上食べてませんでしたが、まさに天一!天一好きな人にはおススメです。
魚介系も限定で定番らしいです。
おじさんの胃腸にはちょっと辛いかな。教育大の学生さんが多かったです。
↓この雑誌に載ってるみたいです。
今シーズン2度目の「梨のタルト」
神戸マラソンでサブ3.5を達成してから1週間、まだまだ余韻に浸るために嵐山のmusubiカフェまでサイクリングに出かけました。
この秋は、季節のタルトを満喫しまくり。
梨
かぼちゃ
おいも
また梨
暖かい珈琲が美味しい季節になりました。
宇治川ラインのログハウス「アルモン」で珈琲を
宇治川ラインの宵待橋からロードバイクで10分ほど走ったところ(昔は走り屋が攻めてたヘアピン)に手作りログハウスのカフェ「ALMON」がオープンしました。
ケーキセット(600円)を注文。珈琲豆は数種類から選べます。
オーナーいわく「あるもんで作ったからALMON」なのだそうです。
建物も食べ物も器も全て手作りです。気さくなご夫婦から、ひとつひとつ話を聞くのも楽しそうです。
金土日のみの営業。PayPay使えます。サイクルラックあります。
暖炉もあります。犬はいません。
リノベーションでつくるヴィンテージスタイルの家 (私のカントリー別冊)
- 作者: 住まいと暮らしの雑誌編集部
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2016/07/22
- メディア: Kindle版
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笠取の基牛舎deランチ
ロードバイクで笠取の山々を1時間少々かけて巡る「ツールド笠取」に、ロードバイク同級生と9月以来の再挑戦をしてきました。
射撃場の銃声を聞きながら紅葉まっただ中のサイクリングになりました。
11月下旬にも関わらずボトボトと汗を流した後は・・・
牛舎をリノベーションした「基牛舎」というカフェで
ランチを堪能。お店の雰囲気もお皿も素敵です。ランチは普通に美味しいです。ランチにドリンクが付いて1680円と強気の値段設定ですが、たまの贅沢もいいんじゃないでしょうか。
サイクルラックもあります。
素敵なお皿が素敵なお値段で売っています。
↓表紙になっています!
神戸マラソン2019参戦記
いつか神戸マラソンに当選するときに備えて、また、このページに辿り着かれた未来のランナーのために備忘として参戦記を残します。
受付は金曜日の仕事終わりに済ませました。受付会場のポートライナー市民広場駅までは京都市内から1時間半。往復で文庫本が1冊読めました。(読んだのは湊かなえの「リバース」面白かったですよ!)
土曜日は当日に備えて5時半に起床。取り溜めたビデオを見たり、仕事をやっつけたり、散髪からの4kmウォーキングをしたり。夕食はカルボナーラとピザでカーボローディング。21時半にベッドインするも23時半頃まで寝付けず・・・。さすがに緊張していたみたい。
【起床~スタート】
いよいよ当日。
4時15分 起床、食事、ストレッチ、着替えなど
5時30分 出発して始発の電車で京都駅へ
スタート3時間前の6時:電車を待つ間にチーズ蒸しパン(313kcal)水は口を湿らせる程度。
6時07分 網干行き快速
7時13分 三ノ宮到着
7時45分 Bブロック到着、トイレ,着替え、トイレ
8時の気温は14度。全然寒くないのでBUFFと100均カッパは取止め。ビニールだけ。男性の小トイレは回転が速いのでさほど心配なし。
8時15分 荷物預け(制限は8時30分)、ブロック整列
8時30分 スタートセレモニー
合唱や震災・復興の話があり、高校生の頃の震災を思い出しました。大学生のときに長く続けていた引越しバイトでもよく神戸への「戻り入居」に行きました。懐かしい思い出、鮮明に思い出す衝撃的なニュース映像、復興した素晴らしい神戸の町なみに思いをめぐらせ、とても感動的なセレモニーでした。僕の周りだけでも何人かが涙していました。今まででダントツ一番の開会式でした。
8時50分 ブロック整列の〆切
8時55分 感動しすぎて飲むのを忘れていたBCAAを慌てて一気飲み。
9時 スタート、Bブロック後方からは1分少々のロス。比較的少なくて安心。
【サブ3.5(3時間30分を切る)作戦】
単純計算で1kmを4分58秒で走る必要があります。目標としている別府大分マラソンの出場資格はグロスタイム(号砲からゴールまで)なので、1分少々のタイムロスを詰めるために70秒÷42km=約2秒ということで4分56秒で走る作戦をスタート地点で立てました。
【0~10km】
京都マラソン2019では前半でペースを抑えて入ったことが裏目に出て3時間32分の記録となった反省を踏まえて、今回はスタートから積極的に攻める展開を心がけました。さすがにスタート直後やコーナーでは混雑でペースが落ちますが、腕を振って攻めた結果、最初の1kmは5分02秒でした。その後は4分40秒台後半で展開しました。もちろん息が上がってきついです。ゴールまでこのペースで行けるのか不安になりますが、行けるところまで行くしかないので練習の成果を信じて走りました。海岸線に出るまでは建物の影でひんやりと涼しかったのですが、影が無くなると一気に暑くなりました。道中、ほぼ全てのエイドでバームか水を補給して脱水対策です。6km地点あたりで3時間30分のペースランナーが後ろから追いついてきました。てっきり前にいると思っていたのでラッキーでした。ひたすらマークすることを決めて走りましたが、4分56秒から5分と少し遅めのペースでした。自分自身は、木曜日まで通常のトレーニングメニューとした結果、両腿に軽い筋肉痛が残っている「少し重い脚」の状態。
10kmの通過は50分44秒(グロス)で、サブ3.5のフラットペースから1分04秒の遅れでした。(スタートのタイムロスがあるため)この10kmの平均ラップは4分57秒/kmでした。
【10~20km】
10km地点でザバスピットインを補給。
10km過ぎでペースメーカーのペースが遅く感じたので思い切って前に出ました。その後は4分50秒台前半で走りますが、なにせ暑くて暑くて。
折り返し地点の垂水の明石海峡大橋がなかなか見えません。なだらかなアップダウンを繰り返して、ようやく19km地点の折り返し。受付エキスポのシスメックスのブースのコース紹介に「折り返し地点は中間点より手前なので注意」と書いてあったのでショックはなく無事に通過。
20kmの通過は1時間40分05秒(グロス)で、サブ3.5のフラットペースから45秒の遅れでした。この10kmの平均ラップは4分56秒/kmでした。
【20~30km】
中間点の21.1km20kmの通過は1時間45分32秒(グロス)で、サブ3.5のフラットペースから45秒の遅れでした。前半の平均ラップは4分57秒/kmでした。
21km地点でBCAAを補給。
ここからしばらくは道が1車線分しかなく細いです。ペースが落ちてきているランナーを抜かさなければならないので走りにくい。そんなこんなでペースを崩しているうちに、24km地点で沿道から「ペースランナー頑張れ!」という声がかかってギョッとしたらペースランナーに再び追いつかれました。何があろうと30km地点まではサブ3.5ペースを守りぬくつもりだったので、すぐさまペースランナーの真後ろに付きました。ペースランナーは3人いてビブスに「西脇高校OB」「報徳高校OB」と書かれていました。兵庫県で陸上の強い高校です。フォームも綺麗で頼もしいのですが、狭くて抜きにくいところもペースを守るためにグイグイ行きます。ペースは4分50秒くらい。何とか付いていくために頑張っていると、僕と同じような汗でヌルヌルの必死なおじさん達と肘や腕がぶつかってチョベリバですがサブ3.5には変えられないので「スミマセン!」と声をかけて強い気持ちでペースランナーを追いました。
30kmの通過は2時間28分45秒(グロス)で、サブ3.5のフラットペースに対して15秒の貯金でした。この10kmの平均ラップは4分52秒/kmでした。
【30~40km】
30km地点でザバスピットインを補給。ウエストポーチ(ゼッケンベルト)が空になって走りやすくなりました。
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ここからは練習での30kmペース走でも走っていない未知の世界です。2月の京都マラソンより3kgも体重が増えていたり、大会直前に左膝痛や風邪とアレルギー性鼻炎で体調を崩していた言い訳が頭を巡りますが、行けるところまで頑張るしかない、自転車のFTPは随分と上がったから大丈夫だと言い聞かせて走りました。
この辺りから脚もきつくなってきていて、エイドでの給水の度にペースランナーに千切られそうになりました。彼らはチームプレイで1人だけが仲間の分まで水を取りに行って脚を使い、残りの2人は淡々とペースを刻む作戦です。こっちはモタモタしているランナーにつかえたりしているうちに、10m以上離されてしまい気持ちも折れそうになります。
が、何とか腕を振って耐えて耐えて、何度もペースランナーの後ろまで追いつきました。気付けばペースランナーの後ろを走っていた戦友(汗ヌルヌルのおじさん達)は数名まで減っていました。
ハーバーランドを過ぎた37km地点からポートアイランドに渡るための急坂を上ります。あごを引いて腕を振りますがペースは上がりません・・・。やばい、置いていかれる・・・。と思いましたが・・・さすがにここはペースランナーもペースを落としてくれました。この区間のラップは5分12秒。ふくらはぎがピクピクと攣りかけています。攣ったらサブ3.5は達成できないので何とかゴールまでもってくれと祈りながら走ります。37km以降の残り5kmは「残り4km」「残り3km」・・・のカウントダウン。
40kmの通過は3時間18分35秒(グロス)で、サブ3.5のフラットペースに対して5秒の貯金でした。この10kmの平均ラップは4分59秒/kmでした。
【40km~ゴール】
「本当に行けるのか?」「無理なのか?」を時計を見ながら何度も何度も計算しました。でもサブ3.5のペースランナーは目の前にいるので信じて走ることに。ラストをこんなに頑張るのは初マラソン以来かもしれないなぁなんて思いながらゴールゲートが見えるのをひたすら待ちました。
ペースランナー3人が前で「3時間29分台後半まで調整した方がいいんですかね??」と相談している話が聞こえてきたので思い切って前に出ました。
そして、ついにゴール!!!!結果は・・・
Stravaとは若干ずれていますが、公式記録は3時間29分16秒でゴール!思わず「やったあー!」と声が漏れました。
後半の平均ラップは4分55秒/kmで、前回の京都マラソンに続き、前半より後半の方が速い「ネガティブスプリット」を達成です!
【ゴール後】
座り込みたい気持ちを抑えて、タオル、メダル、水、バナナをGETしてから、預けていた荷物の返却。すぐさまプロテイン(ドリンクとウエハース)を補給しました。ウエハースはパサパサで飲み込めず悶絶・・・
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その後は写真撮ったり、公式HPで記録を再確認してニヤニヤしたり。
男子更衣室に移動してからもトイレの洗面で顔を洗ったり、配られていた氷でアイシングしたり、着替えたりでのんびりとすごしましたが、近年ないくらい本当に疲れきっていました。特に腹筋と股関節がクタクタでした。腹筋が疲れるのは上手く走れていたのではないかなと思います。汗でビチャビチャのウェアを脱ぎながら、その1枚1枚に「ありがとう」と心の中でつぶやきました。
更衣室を出たところで配給されていたオニオンスープが抜群に美味しかったです。抜け切っていた塩分を補給できました。
三ノ宮に向かうポートライナーの車内は混雑しているうえに、着替えていないおじさんの汗の臭いが充満していました。高度経済成長期でもありえない公害レベル。辛い10分間でした。。。一般のお客さんはたまらんでしょうね。皆さん、スポーツの後に公共交通機関を利用する時は絶対に着替えましょう!
そして7時間の大会制限時間が過ぎる頃、京都の自宅に到着。眠りにつくまで余韻に浸りまくりの日曜日の午後でした。就寝前のスイーツも解禁ですw
今シーズンは奈良、京都とフルマラソンが残っています。コンディションを整えて新たな挑戦に向かいます。
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ジョギング始めて早6年で・・・
第9回神戸マラソンで3時間30分を切って、ついに「サブ3.5」を達成しました!参戦記は後日に!
最近は疲れ過ぎててブログ更新が止まってましたが、またボチボチと更新していく所存です!