ハタチノカラダ

サラリーマンになって10年が経った頃、ストレスと睡眠不足で身体は痩せ細り、毛根が死滅して頭髪は前線から撤退し、持病の腰痛は爆発し、右手は腱鞘炎で箸も持てない惨状・・・。自分の身体はどうなってしまうのか?過去の運動自慢は虚しく響くだけ。このままではアカンと危機感を持ち、今ここにいる自分を鍛えようとジョギングを始めたのが2013年夏。2016年は京都マラソンでサブ4を達成し、珠洲トライアスロン(Bタイプ)を完走しました!そんなアラ4のオッサンが20歳の身体を目指して、面白おかしく頑張るブログです。

「親子3代で富士山に登ろう!」

念願だった2年前のリベンジをようやく果たした。

2年前、親子で富士登山というのは聞いた事があるけれど、親子3代は聞いたことが無いのでやってみようと考えた。
2泊(車中1泊)3日のバスツアーに申し込み、挑んだ富士山だったが、息子の高山病により、8合目で断念。

そして、昨年は、父と二人で登頂。

今年こそはと意気込んだのは僕だけじゃなかったはず。
バスツアーでは殆ど眠れなかった反省があったので、昨年からは自家用車で移動して、富士吉田で一泊することにしている。
そして、シャトルバスで富士スバルライン5合目に移動してからの登山。
標高2300mなので標高差1400m以上である。

旅行記は割愛して、登頂に向けた俺的重要ポイントを紹介する。
1 前日は富士吉田で1泊。標高は1000m以上の場所が望ましい。
2 翌日に残るような深酒は厳禁。
3 スバルライン5合目では、ストレッチや散歩をして1時間以上は高度順応の時間をとる。
4 溢れ返ったアジア系観光客に苛立たない。
5 6合目あたりから高山病が始まるが、下山すれば必ず治ることを自分に言い聞かせて、頭痛は諦める。
6 兎に角、トイレが清潔で臭いの少ない山小屋に宿泊する。(事前にインターネットの口コミを調べる。)
7 山小屋では酒を飲まない。下山後のビールを楽しみに、1日だけ我慢。高山病の悪化も怖いし、トイレは外にあるのでトイレが近くなると行くのが億劫だ。
8 ご来光は山小屋で見る。頂上で見るためには夜中の1時半頃に出発する必要があるが、それを目指す人が出発した後は、山小屋で手足を伸ばして睡眠をとることができる。

叱咤激励、甘言蜜語を駆使して登頂したのは、午前8時頃。
神社にお参りし、ほっと一息。
達成感よりも安堵感が勝ったのは、「連れて行かなければ」というプレッシャーを感じていたのかもしれない。

山頂郵便局で買った登山証明書(500円)は、一族の家宝だ。

登山証明書