ランニングフォームの矯正 骨盤を立てて走るポイント
ランニングの理論が書いてある本のどれを読んでも「骨盤を立てて」と書いてある。
だから、見よう見まねで「胸を張り」「骨盤を立てるよう前傾姿勢」で走っていたところ・・・。
昨年の夏、持病の腰痛が爆発してしまった。
スポーツ整形のリハビリの先生に診てもらった僕のランニングフォームは・・・
「全く骨盤が立っていなくて、これじゃあ腰に負担がかかって痛くなるはずですね」
「骨盤が使えていないので推進力がなくてスピードに乗れませんよ」
という残念過ぎる診断。
イメージでは川内優輝ばりに颯爽とかっこよくランニングしているイメージだったのに。
一番ダメだと指摘されたのは「腰が反っている」こと。
もともとの猫背を直すために「胸を張る」ことを意識していたのだけれど、これだけだと腰も反りやすいらしい。
腰を反らすと着地衝撃が全て腰にかかってしまうので、腰を反らさず「軽く締めた腹筋」で衝撃を受け止めるのが正解。
これが正に「骨盤が立っている」状態。
さらに、骨盤を立てるコツとしては「お尻の筋肉もキュッと締める」こと。
その状態で、猫背にならないように胸を張る。
オッサンになるまでそんな姿勢をとったことがないので違和感たっぷりだけれど、先日の30km走で意識して取り組んでみたところ、腰痛は全くと言っていいほど気にならなかった。(それなりの疲労感はもちろんある。)
ランニングだけでなくロードバイクでも「骨盤を立てる」ことは重要みたいなので、ポイントをおさらい。
1 腹筋を軽く締める。
2 お尻の筋肉も軽く締める。
この2つのポイントを意識してフォームを矯正しようと思う。
美しいフォームは故障しにくいだろうし、記録も伸びるはず。
時間はかかるかもしれないけれど、美しいフォームと柔軟な身体を手に入れるぞ!
リハビリの先生いわく、骨盤の使い方が最高に上手いのはレイザーラモンHGだそう。
僕も「空いた時間」に骨盤をカクカクやる練習をしよう。
でも、駅のホームで女子高生の後ろにならんではいけない。