父と登る愛宕山
ここ10年くらいは、家族の恒例行事として11/3(文化の日)に愛宕さんに登山していたけれど、昨年と一昨年は僕が膝や股関節を故障して行けていなかった。愛宕さんといえば、頂上に愛宕神社があって「火の用心」の神様で有名。日本中の愛宕神社の総本山が京都の愛宕神社。標高は924mしかないんだけれど、表参道の清滝から上ると急な階段が続いてかなりしんどい。だから水尾までバスでいって登るのが「比較的」楽ちんでおススメ。でも、たまには正面から登りたくなるので、今回は「アラ7」の父を誘って清滝から挑戦。僕と合わせて「アラ11」、足すことに何の意味もないんだけれど、僕も父も歳とったなぁとしみじみ。清滝を10時にスタート。
伊勢へ七度 熊野へ三度 愛宕さんへは月参り なのだそうだ。もう少し近かったらトレランのコースにして、月参りできるんだけれどね。
この「40分のいくつ」の標識を楽しみにして歩く。僕たちのペースで、6個分で15分、11個分で30分くらい。清滝からは延々と階段が続く。昔はしんどく感じたけれど、トレーニングのおかげで「ちっとも」しんどくない。多少汗ばむ程度。たまには、こんなトレッキングもいい。
宇治茶はこんなところにも出てくる。愛宕山の山頂は下界よりも10℃気温が低いので、冷蔵庫代わりの貯蔵庫にしていたのかな。
頑張って歩いていれば、こんな風に展望が開ける場所もあって、涼しい風が吹き抜ける。高度が上がるにつれて気温は下がり、汗が引く。「水尾の別れ」「黒門」を過ぎると、いよいよ頂上。
残念ながら、楽しみにしていた「九輪草(くりんそう)」は、ほとんど終わっていた。ここから神社までの階段が、なかなかのSっぷり。
参拝して「火の用心」のお札を受けて目標達成。家族、友人、知人が火難に遭いませんように。参拝を終えたのが12時半。社務所の温度計では気温12度。日陰でじっとしているなら上着が必要。
参道の横の広場でお弁当を食べる。サラリーマンは仕事をしている平日なので、年配者ばかりで賑わっている。僕は???年配者に付き添いの「おさぼリーマン」。13時、月輪寺方面へ下山開始。
山頂から約35分で月輪寺へ。標高が下がると気温が上がる。登山者に色々とお話しされる尼さんと少しだけお話しして通過。こんな山奥にお寺があって、さらにこのお寺を維持するのは大変なのだと思う。
月輪寺を出て、どんどん下る。下界の渓流の水音がどんどん大きくなる。歩いて約40分で「空也の滝」入り口。せっかくの機会なので行ってみる。14時20分。
階段を登ること約7分。予想以上に立派な滝、登場。
一人で来るのは少々怖い感じ。違う世界に吸い込まれそう。マイナスイオンをたっぷり浴びて、来た道を戻る。そして、舗装された林道を20分ほど歩くと清滝に無事帰還。15時10分。道中、たまたま父の学生時代の友人に出会い、旅は道連れで同行した。若かりし頃の父と友人の思い出話を聞きながらという貴重な経験の愛宕登山。6月上旬は暑すぎず、山頂も寒すぎず、最高の気候。秋よりも登山しやすいと思う。
帰宅後は、台所のお札を貼り換えて、一安心。
その後、トレーニング強度的に物足りなかったので、10kmほどランニング。最後の1kmは全力走をやったら4'28"/kmが出た。これが今の限界だけれど、思っていた以上に速かったので嬉しい。最近は、これくらい心肺に負荷をかけるトレーニングじゃなきゃ「やった気」にならなくなってきている。故障しないように用心、要慎。
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