アラ4オジサンの読書感想文「有頂天家族」
10年以上前になると思うのですが「太陽の塔」という本を読んで森見登美彦という作家が大好きになりました。森見登美彦の小説は舞台が京都なので読んでいても情景が浮かびやすく、なおかつ「ちょっとキモイ系」のオッサンには、主人公への共感ポイントがたくさんあるのですw
先日にご紹介した「恋文の技術」の記憶も新しい中、今回読んだのは「有頂天家族」とその続編の「有頂天家族 二代目の帰朝」です。
物語はファンタジーで、狸と天狗が京都を舞台にテンヤワンヤするお話です。調べてみたら舞台やアニメにもなってるみたい。
幻冬舎文庫にはブックカバーのカバーが付いているのですが、微妙にサイズが合っていなくて、なんか変です。一度、本屋さんで見てみてくださいw
京都タワーや六角堂の「へそ石」は狸が化けているとしか思えなくなりましたw 面白いのは面白い。でも僕が求めている森見登美彦ではありませんでした。