足は痛いが細やかな喜びを
去る12月14日、まわりのランナー達が奈良マラソンに向かう中、真面目な世間様がアベシンの茶番選挙に付き合う中、僕は龍谷大学深草学舎で京都検定の試験を受けていた。
昨年の5月からボチボチ勉強を始めた。
京都在住で、20何年か前の中学時代は歴史が自称超得意の僕には、楽勝かと高を括っていた。
しかし、知ってるつもりで知らないことが多いもの。
特に、花街のしきたり、伝統芸能、聞いたこともない寺社の薀蓄には手こずった。
それなりの一夜漬けで挑んだ試験。
70点の合格ラインに対し、帰宅後は90点はいけた!と豪語していた。
が、しかし、結果は85点。無念である。
それにしても、合格率が50パーセント以下とは驚きだ。
京都で生まれ育ったアドバンテージはそれ程デカいということか。
3級ごときでは恥ずかしくてバッチは買わないが、合格者限定で寺社の入場無料の優待が沢山あるのが嬉しい。
この優待は、1級の殿様も3級の脱藩浪士も同じ待遇なのである。
今年は奈良マラソンを走る予定。
京都の薀蓄を忘れかけてきた頃に、おさらいも兼ねて2級に挑戦だ。