走って、落ちて、呑んで、忘れて
今週末が3連休なのは、僕が今日に仕事を休んだから。
山ほど残して捨ててしまう有給を消化、と言えば聞こえはいいが、上司の承認をもらうために言いに行くには「強いハート」が必要だ。
昨日の夕方に勇気を振り絞った甲斐もあって、平日らしい事をやってみた。
ただ、今日から発売の18切符は買いに行かなかった。この辺りは、「全国的にはレア」な赤券が売っているので、無くなってしまう前に是非欲しいのだが、春休み期間は何かと予定があって5回も電車でお出掛け出来そうにないので渋々断念。
まずは、朝二番で金曜日しか開店していないケーキ屋さんへ。詳細は後日に照会したい。
そして、ハム肉離れで出来ていなかったロング走を決行。
ヤル気満々で出発したのだが…。
予定ルートは、桂川サイクリングロードを嵐山までの往復30km。
ところが、自宅を出て数百メートル行った市内を見晴らせる場所に来ると…愛宕山も比叡山もそれ以外の北山も真っ白けに冠雪しているではないか。
そう言えば、ケーキ屋にバイクで向かっていた時も霙チックなものが降っていたのを思い出した。
その途端、心が負けてしまい、一気に寒さが身に染みて、愛宕山の麓の嵐山まで行くのが嫌になった。
折れた心が見つけ出した名案「そうだ。体育館へ行こう。」
近所の体育館には、1回300円のトレーニングルームがあって、トレッドミルもある。
そこなら、寒さも風も問題無い。
トンボ帰りで急ぎ帰宅して、体育館シューズを取り、出直した。
トレミの設定を6:00/kmにして、スタート。
体育館でトレミを使うのは2回目。
僕は酔っ払うと過去の嫌な事や反省まで忘れてしまうらしく、1回目の反省点を思い出した。
「トレミは風を切らないから、体温が下がらず、汗が止まらない。」ということ。
しかも、外が寒いので暖房までついている。
走り出して15分ほどで、ほとばしる汗。
ポケットから手拭いを取り出した瞬間、手拭いと同時にポケットから何やら白いものが床にこぼれ落ちた。
何を落としたのかと振り返った瞬間、僕はヨタついてスローモーションのようにトレミから落ちてしまった。
幸い、ゆっくり落ちて手もつけたので怪我は無かった。トレミのエラー音がピーピー鳴って近くにいた女性に「大丈夫ですか?」と超絶こっぱずかしい声を掛けていただいた。
落とし物は、体育館の300円のレシートだった。
冷たい水で顔を洗って、ポケットの物を全部出して、気を取り直して再スタート。
結局、2時間半走って25km。脚がクタクタになってからの5km、10kmがトレーニングとして効果があるんだろうけれど、30kmまで走るには、お腹が空いて力が出なくて限界だった。
それでも、身体はヘトヘト、今夜は美味しいお酒が呑めそうだ。
トレミの注意点
1 完全に停止してから降りること
2 ポケットの物は全部出してから走ること
3 直ぐに汗を掻くので、薄着、手拭い数枚、着替え、スポーツドリンクが必須
外を走るのと、トレミでは身体への負荷はどっちが大きいのだろう?トレミはアップダウンは無いし、向かい風も無いけれど、大量の汗を掻くので僕的には外を走る方が楽だと感じた。
何より景色が変わらないのが辛い。
会員制ジムのトレミにはテレビが付いているらしいのが羨ましいなと思ったけれど、平日昼間なんかワイドショーとエロドラマしかやってないし見るものないから、やっぱり羨ましくない。
篠山でのサブ4達成まで、後8日。