ペース感覚をつかむためのビルドアップ走(よくある失敗例)
マラソンの練習方法にビルドアップ走というのがある。
これは、ペースをどんどんビルドアップ(積み上げる)というイメージで、例えば最初の5kmを6'30"/kmのペースで、次の5kmを6'00"/kmのペースで、さらに次の5kmを5'30"/kmのペースで走るというもの。
この練習は、もちろん脚を鍛えるのもあるけれど、最大の目的はペースを身体に覚えさせて、レース本番でオーバーペースにならずに設定したレースペースを維持するこのにある。
僕も昨夏の故障前は、6'00"/km、5'30"/km、5'00"/kmはランニングウォッチを見たなくてもキッチリ走れていた。
ところが半年ぶりにビルドアップ走をやってみた結果・・・。
設定ペースは最初の5kmを6'00"kmで、次の5kmを5'30"/kmでという10km走。
のはずが・・・。
オーバーペースで走ってしまい、ビルドアップ後もダラーっとペースが上がり過ぎてしまった。
これは、僕の身体がペースを覚えていない証拠。
本当は、上のグラフが綺麗な「階段状」になるのが理想。
サブ4に向けての5'30/kmのペース走をしながら、次回のビルドアップ走ではもう少し綺麗な「階段」を作りたい。
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でも、故障から復帰して、こんなペースで走ったのは初めて。
息を切らせて走るのが何とも爽快で、走ることが楽しくて、嬉しかった。