ハタチノカラダ

サラリーマンになって10年が経った頃、ストレスと睡眠不足で身体は痩せ細り、毛根が死滅して頭髪は前線から撤退し、持病の腰痛は爆発し、右手は腱鞘炎で箸も持てない惨状・・・。自分の身体はどうなってしまうのか?過去の運動自慢は虚しく響くだけ。このままではアカンと危機感を持ち、今ここにいる自分を鍛えようとジョギングを始めたのが2013年夏。2016年は京都マラソンでサブ4を達成し、珠洲トライアスロン(Bタイプ)を完走しました!そんなアラ4のオッサンが20歳の身体を目指して、面白おかしく頑張るブログです。

ペース感覚をつかむためのビルドアップ走(よくある失敗例)

マラソンの練習方法にビルドアップ走というのがある。

これは、ペースをどんどんビルドアップ(積み上げる)というイメージで、例えば最初の5kmを6'30"/kmのペースで、次の5kmを6'00"/kmのペースで、さらに次の5kmを5'30"/kmのペースで走るというもの。

この練習は、もちろん脚を鍛えるのもあるけれど、最大の目的はペースを身体に覚えさせて、レース本番でオーバーペースにならずに設定したレースペースを維持するこのにある。

僕も昨夏の故障前は、6'00"/km、5'30"/km、5'00"/kmはランニングウォッチを見たなくてもキッチリ走れていた。

ところが半年ぶりにビルドアップ走をやってみた結果・・・。

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設定ペースは最初の5kmを6'00"kmで、次の5kmを5'30"/kmでという10km走。

のはずが・・・。

オーバーペースで走ってしまい、ビルドアップ後もダラーっとペースが上がり過ぎてしまった。

これは、僕の身体がペースを覚えていない証拠。

本当は、上のグラフが綺麗な「階段状」になるのが理想。

サブ4に向けての5'30/kmのペース走をしながら、次回のビルドアップ走ではもう少し綺麗な「階段」を作りたい。 

 でも、故障から復帰して、こんなペースで走ったのは初めて。

息を切らせて走るのが何とも爽快で、走ることが楽しくて、嬉しかった。