木工日記(鍋敷き その4)
昨日に切り分けた木材を紙やすりで角を落とす。
この作業を「面取り」という。退屈で地味で粉まみれになる作業。
少しでも捗るように「サンドペーパーホルダー」を活用。
今回は硬さの違う2種類(ウォールナット、ブラックチェリー)の樹種を使用するので、同じだけ削るにも力の入れ具合や擦る回数が違う。
180番と400番の紙やすりでザラつきを整えて、組立工程へ。
方眼紙に描いた実寸の製図の上に材料を乗せる。
やはり、斜めに切断した材料が少しずつ角度が違う。
仕方が無いので、そのままネジで締め上げてみる。
少しだけ隙間ができてしまったが、DIYの「味」として目を瞑る。
ネジ頭を隠すために、木工ボンドを流し込んでから、6mmのラミン丸棒を打ち込む。
ボンドがおよそ固まった2時間後に「あさり」の無い細工鋸で切り落とす。
この時の細工鋸の反らし方は「何度か失敗」しないと体得できない。
屋号を刻印して今日の作業を終了。
なんとか素面で夕暮れを迎えた。
これからの工程を楽しみにしつつ、我ながらナカナカの出来栄えに、乾杯。