長野マラソン2015 旅ラン日記1日目(後編)
ホテルにチェックインし、荷物を置いて、ひと段落。
でも、グータラしたい気持ちを押し殺して、すぐさま出発。
なぜなら、「旅ラン」の旅部門のメイン、善光寺の御開帳が17時までだからだ。
超満員のバスに10分ほど揺られて善光寺前に到着。
土産物屋が気になりつつ、まずは善光寺内陣を目指す。
途中の山門の下にマラソン関係者向けのメッセージがあった。こういうのが嬉しい。
本堂前には身代り本尊と紐で結ばれた「回柱」というのが立っていて、みんなが撫でる。
信心深そうな人々の表情は、感極まって泣きだしそうにも見える。
僕も記念に少し撫でて、内陣へ。
本堂外の券売所で券を買うと並ぶのが少しまし。500円。
僕が並びだした途端、受付の陳念さんが「只今大変混雑しておりますので、一旦入場を中止致します。1時間から1時間半程度お待ち頂きます。」とのこと。
入れた僕はラッキーなのか、でも1時間半も並ぶのは辛いなと思っていたら、30分くらいで、焼香台にたどり着いた。
ご本尊は永久秘仏と言って庶民は見ることができない。
その代わりに身代り本尊の「前立本尊」を7年に一度の『御開帳』の時に拝むことができる。
すぐ前に並んでいたオバサマが秀念さんに話しかける。
「ぜんりつ本尊様は普段は見れないのですか?」
「前立と書いて「まえだち」と読みます。「ぜんりつ」ではございません。」と秀念さん苦笑。
僕を含め周りの庶民達も苦笑と「うっかり口にしないで良かった」安堵感。
前立本尊様は、かなり小柄で華奢に見えたが、さぞかし大きなパワーをお持ちだろう。
お賽銭を奮発して拝んできた。
並び疲れたので、山門に上がるのはやめて、お釈迦様の足跡を触ってきた。
ここでもランナー向けのメッセージが嬉しい。
16時半、お土産屋さんをプラプラ見ながら、予定より大幅に散財しながら長野駅まで歩く。17時半。
更に、長野駅でお土産を買い足して、18時前に心に決めていた蕎麦屋さんに向かうも、行列ができていたので退散。
御開帳&マラソン効果を少し甘く見ていた。
一人客で17時台なら入れると思っていた。予約しておけばよかった。
しょうが無いので、駅ビルの中にある手打ち蕎麦屋さんへ。
てんぷら蕎麦の大盛り。1500円。
少々、高いが手打ちなのと場所がら仕方ない。味はそれなり。ほどほど満足。昼食の借りは少し返したかな。
コンビニで明日の朝食のおにぎりを買ってホテルに戻る。19時。
マラソンのウェアにゼッケンを付けてから大浴場へ。
ビジネスホテルでも大浴場があると疲れが取れる。
部屋にデカいカメムシがいたことはチャラにしよう。
風呂あがりは、ビール。
と行きたい所だが、ファンランとはいえ、ノンアルコールビールで我慢。
でも、これはこれで幸せだ。
ストレッチして22時に就寝。
明日は、今シーズン最後のレース『第17回 長野マラソン』だ!!