木工日記(鍋敷き その2)
滅多にないけれど、想像を上回るサービスは客側の満足度が踊る。
注文していたインターネット材木屋からの発送予定日より数日早く材木が届いた。
これだけでも、心待ちにしている方にとっては嬉しい。
納期を握られていただけかもしれないけれど・・・。
まずは、開封して納品内容の確認。
樹種・サイズは注文どおりか?
反り・割れ・凹みが無いか?
今回注文した樹種は、上から2本ずつ、ウォールナット、タモ、マホガニー、ブラックチェリーの4種類。
これまでの木工はタモがメインだったので、色んな樹種を組み合わせて製作するのがとても楽しみ。
加工する時の硬さや匂いを感じながら工作するのを想像するとウキウキしてくる。
おニューの彼女ができた気分だ。
早速、墨線を引く。
木工をする時に目印となる線や点のことを墨線という。
ど素人が鋸(のこぎり)やドリルを使うと墨線からずれてしまって、意味が無いようにも思えるが、墨線が狂っていては余計に寸法が狂って隙間が出来たり見栄えが悪くなるので、性格と時間の許す限り慎重に行う。
できれば、筆先が細い0.3mmのシャーペンで。
DIYを趣味にしていると、騒音・粉塵・臭いなど、殆どの工程が昼間に「申し訳なさそうな顔」をして、肩身の狭い思いをすることになる。
ただし、この墨線を引く作業や設計図を描く作業は、数少ない深夜の屋内でトミーズ雅ばりの「大きな顔」をしてできる作業だ。
この週末は木工三昧の予定。
今週からボチボチとランニングも再開しているので、酒・木工・ランニングの三拍子が揃った素敵な週末を送ろう。