下西エリアのランチは「大人の隠れ家」で
最近は、丹波口駅周辺まで仕事に行っている。
ここで見つけた、最高に美味い魚を食べさせてくれるお店を紹介したい。
ホームページからも中々のヤル気が伺えると思うが、日替わり定食(800円)は内容、価格とも文句無しだ。
内容は毎日変わるようだが、鮪とサーモンの漬け丼、しめ鯖とカンパチのお刺身、鰯の甘露煮、帆立のサラダ、鯵フライ、白身魚の唐揚げ、お漬物、お味噌汁。
どれもが、メインのおかずになり得る美味しさ。
ましてや、僕は根っからの魚好きだから、最高に美味いランチとなった。
ただし、これだけ上手くて安いランチなので、並ばなければ有り付けない。
店内レジ横の紙に名前を書いて待つべし。口コミを見ていると平日は30分以内のことが多いみたい。
席はカウンターか座敷を空いた順に案内される。
カウンターは後ろに待っている客が立つ場合あり、座敷は相席と、人気店ならではだが、そんなビハインドも吹き飛ばす料理内容。
当日は、座敷で相席となったが、ちっとも居心地は悪くなかった。
カウンターの向こう側でテキパキと働く板前さん達、矢鱈と威勢のいい店長風のお兄さんが何とも気持ちよかった。
客層は、地元のマダム、会社役員風のおじ様、学生カップルが多く、サラリーマンはちらほらと。
レジ横で待っている間に見ていたのだが、レジを打つ「威勢のいい店長」は、帰る客帰る客に一言二言かけるのだが、ほとんどが常連さんだった。
それだけリピーターが多いということだろう。
周りは第一卸売市場があるので食事処も何店かある中で、これはすごい。
客の荷物を見ると地元民か旅行客かが分かる。
僕が行った日のその時間は旅行客はいなかった。
くだらない雑誌で取り上げられて、キャリーバッグと外国人で埋め尽くされる前に、何度も行っておきたいお店である。
さて、2回目は、いつ行こうかな。
せっかく最後まで読んでいただいたので、プチ情報。
ご飯の大盛は無料なので、男性と大柄な女性は是非これをお勧めする。
なんせ、ご飯が進むおかずがたっぷりだからね。
お店は丹波口駅から徒歩5分くらい。
島原住吉神社のすぐ近く。
もともと花街だった島原の街ブラをするもよし、梅小路蒸気機関車館や京都水族館に行くもよし。
なお、お店の外に看板は無い。
フォースの力でこの石を見つけて欲しい。
「魚心あれば食べ心」の「坂菜係長」が実在していたら、さぞ御満悦だろう。